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ブックマーク / www.nextftp.com (3)

  • 脱オタサイトの歴史・2005年までを振り返って(汎適所属)

    2005年度の萌え特集では、第三世代(1970年代後半より下の世代が中核をなす)以降の被差別オタクや萌えオタクの特徴として、異性(とモテる男性)に関する劣等感や自己不全感・自己評価の低さがみられることを示唆してきた。これらの特徴はオタク趣味愛好家の全てにみられるわけではないにせよ、該当世代・該当タイプのオタクにはかなり多くみられると私は確信している。 異性やコミュニケーションに関連した劣等感・自己不全感を隠し持ったオタクが沢山いれば、劣等感などの諸問題の解決法を取り扱おうとするサイトが出てきてもおかしくはない。実際、後に“脱オタ系”とまとめられる一連のサイト群は少なくとも1998年頃から誕生しはじめており、後の“脱オタの歴史”に大きな痕跡を残すこととなる。当初、これらのサイトは管理者当人からの遠慮の無い投影を含んでいた為か、オタクを馬鹿にする眼差しが強い等の色々な弱点も抱えてはいたが、電車

  • 脳内補完における、萌えキャラとオタクとの一方向的関係(汎適所属)

    ・脳内補完における、萌えキャラとオタクとの一方向的関係 ――拒絶の無い世界における、あられもない営み―― さて、一つ前のテキストで、消費者たるオタクに常に従順で拒否を示さない属性を持ったキャラクター達がさかんに消費されている事を述べた。こういったキャラクター達が持つ属性は、前述の通り、オタクがキャラに願望を投射し、萌えな脳内補完(脳内萌えシミュラークル)を形成するのに適した、ある種のフォーマットとして機能している。だが、こういった従順なキャラとオタクとの関係は脳内補完(かそれに近い描写のなされた同人等)という閉じた場においてのみ形成されるため、キャラクターとオタクの関係は、現実の男女関係とはかなり異なっている。 コミケの三日目、成人向きの日に東館で同人誌漁りをすると、メイド・幼女・幼なじみなどの属性をひっさげた萌えキャラ達がどういった形でオタクに消費されているのか、その最も激しい部分を観察

    RINT
    RINT 2005/09/05
  • “スキル”から“スペック”へ――コミュニケーションスキルという語彙の問題(汎適所属)

    【“スキル”から“スペック”へ――コミュニケーションスキルという語彙の問題】 2005.08/19 ちょっと面倒なことになった。というか、ここが年貢の納めどきか。 “コミュニケーションスキル”という単語が、はてなのキーワードに遂に登録 されてしまった。しかもネット界一般で使用されている意味にかなり近い。 blog界やビジネス界で用いられる“コミュニケーションスキル”という語彙の 意味は以前から何となく決まってしまっていたような気がするが、はてなの キーワードに書かれているものは、そうした意味の最大公約数としてバランス のとれたものだと思う。さらにGoogle検索の結果などを調べてみる事を通して、 この語彙がどんなニュアンスで流通しているのかを改めて私は認識した。 このサイトは、オタク男女の社会適応についてまとまらない考察を延々と 繰り返してきたが、開設当初のコンセプトは“コミュニケーショ

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