開会式に参加した各国の旗手のなかで、ひときわ目立っていたのは、トンガのテコンドー選手、ピタ・タウファトファ(32)だった。上半身裸で民族衣装を身にまとい、皮膚にオイルのようなものを塗って、191センチ、100キロの肉体美をアピールした。 豪州生まれのトンガ育ち。1996年アトランタ五輪で銀メダルを獲得したトンガのボクサーに刺激を受け、自衛の手段としてテコンドーを始めたという。 開会式を前に自身のインスタグラムには「ちょっとしたサプライズがある。見逃さないで」と書き込んでいた。大胆な格好での登場に、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、「いったい誰だ?」と見出しをつけ、注目した。宣言通り、世界中の人を驚かせたようだ。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パー