青函トンネル海底駅が営業終了へ 北海道新幹線工事で (09/13 19:56) JR北海道は13日、北海道新幹線開業に向けた工事に伴い、青函トンネル内にある竜飛海底駅と吉岡海底駅のほか、北海道内の知内駅の営業を来年3月に終了すると発表した。これに先立ち竜飛海底駅の公開は11月10日で終える。 JR北海道によると、従来の列車より車幅が広い北海道新幹線の試運転が来秋以降始まるため、運行の支障となるホームを撤去することになった。 前の記事 次の記事
長ネギ青々、新幹線着々 七飯と北斗で収穫作業 (09/13 16:27、09/13 16:35 更新) 北海道新幹線の高架橋近くの畑で長ネギの収穫が進む=11日、渡島管内七飯町鶴野(植村佳弘撮影) 【七飯、北斗】道内の長ネギの主産地、渡島管内七飯町と北斗市で露地ものの収穫が盛んだ。2016年3月に新青森―新函館(仮称)が開業を予定する北海道新幹線の高架橋をバックに、畑では次々と収穫が進んでいる。 七飯町と北斗市では、ハウス栽培を含め約190戸が長ネギを栽培。同市開発の中村稔さん(61)は、8月下旬から同町鶴野の畑で収穫を始めた。朝からトラクターで長ネギを掘り起こし、表面の皮をむく作業などに追われている。 先月末から雨が続き、畑の水が引かなかった影響が心配されたが「大きな被害もなく、まずまずの出来で安心した」。収穫は12月まで行われ、全国に出荷される。<北海道新聞9月13日夕刊掲載> 前の記
特急北斗出火で対策会議 事故1カ月、JR北海道と有識者が初会合 (08/06 06:40) 渡島管内八雲町で7月6日に発生した特急「北斗14号」の出火事故は6日で1カ月を迎えた。JR北海道は5日、事故原因究明と再発防止策をまとめる対策会議の第1回会合を同社苗穂工場(札幌市東区)で開いた。同社は事故原因と再発防止策を早急にまとめ、北海道運輸局に提出したい考えだが、事故車両は国土交通省運輸安全委員会の保全命令下にあり、調査は限定的になる可能性もある。 会議は、座長の宮本登北大名誉教授(機械工学)のほか、鉄道総合技術研究所(鉄道総研)の研究員ら4人、JR北海道から豊田誠常務(鉄道事業本部長)ら3人の計8人で構成。北斗14号の事故は、運輸安全委も調査を進めているが、同社独自の調査を行う。 会議ではJRが事故概要を説明。宮本座長は終了後の記者会見で「どのような力が破損部品に加わったのか、白紙の状態か
ミニトマト240個「食べるため盗んだ」 北海道・余市署、容疑の63歳男逮捕 (08/03 10:04、08/03 10:18 更新) 【余市】果物の里・後志管内余市町を走る町道の通称フルーツ街道でミニトマトを大量に盗んだとして、余市署は2日、窃盗の疑いで、住所、職業不詳の男(63)を逮捕した。 逮捕容疑は1日午前11時から2日午前1時までの間に、同街道沿いにある農園のビニールハウスから、ミニトマト約240個(2400円相当)を盗んだ疑い。男は「食べるために自分で摘んで盗んだ」と供述しているという。 同署によると、サクランボやトマトが盗まれているという相談が農家から数件あり、付近を警戒していたところ、夜中に1人で歩いていた男を発見。バッグの中から大量のトマトが見つかったという。<北海道新聞8月3日朝刊掲載> 前の記事 次の記事
JR北海道 危機意識の緩み深刻 事故続発 原因部品紛失 運転士逮捕 (08/02 06:50) JR根室線で先月22日に発生した特急「スーパーとかち」の発煙トラブルは、やはりJR北海道の人的ミスが引き金となっていた。1日の同社の記者会見では、特急「北斗」のトラブルの原因解明につながる部品を紛失していた可能性も強まった。ずさんな管理態勢と危機意識の希薄さが、あらためて浮き彫りとなった。 特急スーパーとかちのトラブルは、エンジンの排気弁を調整する部品「ロックナット」の締め付けが足りず、緩んでいたことが原因だった。「極めて基本的な作業」だが、担当したベテラン社員が複数のロックナットを固定する際、締め忘れた可能性が高い。 人的ミスはこれだけではない。特急「北斗」で昨年9月と今年4月、先月6日の出火事故・トラブルで破損したエンジンの燃料噴射ポンプ内の部品「スライジングブロック」。JRは原因究明のため
JR北海道運転士を逮捕 覚せい剤使用の疑い (07/30 17:20、07/30 18:02 更新) 道警は30日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、JR北海道の運転士木村昌弘容疑者(30)=江別市高砂町=を逮捕した。 木村容疑者は「今は何も話せない」と話しているという。道警は覚せい剤の影響を受けた状態で運転していた可能性があるとみて調べている。 JR北海道によると、木村容疑者は岩見沢運転所(岩見沢市)に所属し、千歳線や函館線の運転を担当していた。 木村容疑者の逮捕容疑は、7月中旬ごろから30日までの間、道内で覚せい剤を使用した疑い。 道警は30日午前、木村容疑者の自宅を家宅捜索するとともに尿を検査。覚せい剤反応が出たため逮捕した。 前の記事 次の記事
駅弁の包装紙、毎月変わります JR江差線の姿、カラー写真で紹介 (07/26 16:00) 帯状包装紙のデザインが新しくなった新・江差駅弁当 【江差】町内橋本町の「れすとらん津花館」(打越修料理長)は、製造販売している「新・江差駅弁当」(870円)の帯状包装紙デザインを刷新した。新たにかもめ島を背景に走行するJR江差線のカラー写真を採用。今後、原則毎月変える予定で、来年5月に廃止される江差線木古内―江差間(42キロ)のさまざまな姿を紹介していく。 弁当は今年3月に発売を始めた。包装紙はこれまで江差駅の白黒写真だったが、地場産食材を使った弁当とともに、廃線後は見られなくなる江差線の風景も楽しんでもらおうとデザインを変えることにした。 町内の鉄道写真愛好者、辻晴穂さん(63)に協力を依頼。今回は6月に撮影し、江差を代表する風景が捉えられている作品を採用した。今後、季節に合った写真を使っていく。
つるり 食感が魅力 北海道・大沼 ジュンサイ摘み盛ん (07/18 07:05) 小舟に腹ばいになって行われるジュンサイの収穫作業(岩崎勝撮影) 【大沼公園】つるっとした食感が魅力のジュンサイの摘み取り作業が、大沼国定公園の蓴菜(じゅんさい)沼(渡島管内七飯町)でたけなわだ。 大沼漁協の組合員8人が手こぎの小舟で出漁。船尾に腹ばいになり、生い茂る葉をかき分け芽を摘む。寒天質に覆われたジュンサイは、スイレン科の水草。夏の味覚として長さ3~4センチの若芽が、酢の物や汁物の具などに珍重される。同漁協は「おいしい天然もの。質の良さにも自信がある」という。函館市近郊のレストランなどに販売される。<北海道新聞7月18日朝刊掲載> 前の記事 次の記事
JR北海道特急出火1週間 北斗は本数減り混雑 デッキ蒸し風呂 (07/14 10:40) 自由席に何とか座ろうと、スーパー北斗10号に乗り込む人たち=13日午前9時30分ごろ JR函館線で6日発生した特急北斗14号の出火事故から1週間。JR北海道は同型エンジンの車両を運休し、札幌―函館間の特急は本来の約3分の2に減っている。3連休の初日となる13日、札幌から函館行きの特急に乗った。本数減の影響で車内は座席も通路も人で埋まり、「なぜ事故が続くのか」「もう疲れ切った」と不満の声に満ちていた。 午前10時すぎ。JR札幌駅の7番線ホームは、間もなく入線するスーパー北斗10号を待つ約100人で混み合っていた。 車内は着席できない乗客があふれた。8両編成のうち自由席は2両で、グリーン車を除く5両は通路も客に開放された。JRによると、乗車率は130%台。ざっと数えたところ、座席を確保できなかった人は約1
札幌市選管、TPPビラ配りを注意 JA北海道中央会、自粛へ (07/11 22:31、07/12 09:21 更新) ツイート 参院選の公示後、政府の環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加に反対して街頭でビラ配りをしたJA北海道中央会などに札幌市選挙管理委員会が「公職選挙法に触れる可能性がある」と注意していたことが11日、分かった。同会は「公選法に反するとは知らなかった」と困惑し、投開票日まで活動を自粛することを決めた。 同会は他の農業団体とともに6月から週1回、JR札幌駅周辺などでTPPが農業などに及ぼす悪影響を訴えるビラを配ってきた。 市選管によると、公示後の5日もビラ配りを続けている事実を市職員が知り、市選管に伝えた。道選管も公選法に抵触する恐れがあるとの見解で一致。市選管は11日もビラ配りを続けた同会に対して、口頭で注意した。 道選管によると、公選法では政党その他の政治活動を行う団
砂澤ビッキさんの木彫倒壊 札幌芸術の森、残り1本に (07/12 09:54) 根元から倒れ、木片が散乱した東側の柱(手前)。4本あった柱のうち西側の1本だけが残っている 旭川出身の彫刻家砂澤ビッキさん(1931~89年)の代表作で、札幌市南区の札幌芸術の森に野外展示されている大型木彫「四つの風」の柱1本が倒れているのが11日午後、見つかった。作品はもともと高さ5・4メートル、直径90センチのアカエゾマツの柱4本からなっていたが、2010年と11年に1本ずつ倒壊。これで現存するのは西側に立つ1本だけになった。 今回倒れたのは東側の1本で、内部は朽ちて木片が散乱。札幌芸術の森美術館によると、10日は異常がなく、この日の日中も倒れるような大きな音は聞こえなかったので、深夜から早朝の間に倒壊したらしい。 「四つの風」がついに残り1本になったことを受け、同館は「多方面から意見をうかがい、今後の方向
体罰、盗撮、保護者と校内で性的関係などで教師処分 北海道教委 (07/11 05:50) 道教委は10日、生徒に体罰を加えた根室市内や旭川市内、後志管内倶知安町の男性高校教諭合わせて4人を減給などの懲戒処分とした。 ほかの懲戒処分では、名寄市の男性小学校教諭(27)が2011~13年、女性のスカートの中などを繰り返し盗撮したとして懲戒免職、道南の男性小学校教諭(42)が自校の生徒の保護者と校舎内で複数回、性的な関係を持ったとして停職6カ月となった。 体罰は、児童生徒対象のアンケートで発覚した昨年度の体罰75件のうちの4件。残りについても事実確認のうえ順次処分する。 <北海道新聞7月11日朝刊掲載> 前の記事 次の記事
通販のアマゾン、ヤギに除草委託 岐阜の物流拠点内、環境配慮 (07/02 16:58、07/02 17:05 更新) アマゾンジャパンの物流センター敷地内で雑草を食べるヤギ=6月、岐阜県多治見市 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は2日、岐阜県多治見市の物流センターの敷地内にヤギを放って除草を始めた。機械作業に比べて二酸化炭素の排出が少ないなど環境に優しいためで、動物との触れ合いを通じて社員を癒やす効果も期待している。 広報代理店によると、近くの美濃加茂市から、県内の農業生産法人「FRUSIC」が軽トラックでヤギを運搬。10頭ほどが10月末まで週1回、計約20日間“出勤”する。除草の場所は正面入り口前の敷地約3750平方メートルで、高さ約1・6メートルの木製の柵で囲われている。 前の記事 次の記事
「私と同じ悔しさ増やさないで」 3度の輪禍で家族4人亡くした男性、判決後に心境 釧路地裁支部 (07/02 07:25) 【帯広】十勝管内清水町で3月、交通整理をしていた男性=当時(61)=を乗用車ではねて死亡させたとして、自動車運転過失致死などの罪に問われた被告の男(51)の判決公判が1日、釧路地裁帯広支部であった。井上博喜裁判官は懲役3年8カ月(求刑懲役4年6カ月)を言い渡した。 死亡した男性の長男の会社員(37)はこれまでに3度の輪禍で家族計4人を亡くした。被害者参加制度を利用して意見陳述した6月の論告求刑公判では「加害者以上に交通事故が憎い」と輪禍の根絶を訴えていた。 判決によると、被告は酒気を帯びた状態で運転し、男性をはねた。また、被告が10年以上にわたり、飲酒運転を繰り返していたことも認定した。 この日、井上裁判官は判決理由で「このような悲劇に次々と直面することになった被害者の
トキシラズ漁最盛期 標津、羅臼 水揚げ減、魚体も小型化 (06/29 16:00) 標津漁協の市場に並ぶトキシラズ。「船上一本〆」のステッカーが貼られていく=28日 【標津、羅臼】5月中旬に始まったトキシラズ(回遊中のシロザケ)の定置網漁が最盛期を迎えている。標津漁協の水揚げ量は昨年の半分程度で、魚体も小型化している。 28日午前6時半、同漁協でトキシラズを水揚げする2隻が網起こしを終え、港に到着した。同漁協では2011年から、生きたまま船上で血を抜く「活締め」がすべてのトキシラズに施されている。水揚げされた魚は市場に運ばれると、1本ずつ「船上一本〆」のステッカーが貼られていった。 この日の水揚げは2隻で86本、340キロ。薫別漁港に帰港した「五洋丸」(17トン)の乗組員工藤浩二さん(38)は「はしりは魚体が小さかったがようやく型も大きくなってきた。脂も乗ってるよ」と話す。 水揚げ量は27
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