いつか、届く、あの空に 成層圏の上空に棲む不思議な生き物「浮鯨」から採れる器官「浮珠」を利用し、空を飛ぶ船「浮船」。 輸送会社を営む雪平の元に突然やってきた「鯨撃ち」の少女クニは、開口一番「浮船を譲ってくれ」と言い出して・・・。 戦争の始まった空で展開されるボーイミーツガールもの。 主人公の雪平がお調子者の阿呆にしかみえん。 つーか、お人好しな性格の主人公は全然アリだが、それは何も考えていない能天気なバカとは違うぞ。 なんかこちらの彼はその場のノリで、女の子の前で調子のいいことを言ってるだけっぽいんですよね。 緊迫感のあるシーンでも真剣味が感じられなくて萎える。 結果的になんとかなっているだけで、どうにも燃えない。 あと話の中で、船を空に浮かべる動力となる「浮珠」についてですが、250kgもの浮力があるということは、船と球体の接触面に250kgの圧力がかかっているということだろう? なぜ割