収穫脱穀機にひかれて後ろ足を2本とも失い、「バイオニック義足」を得て再び走りまわれるようになった2歳半の猫オスカー(Oscar、2010年6月25日提供)。(c)AFP/JIM INCLEDON 【6月26日 AFP】英国で、収穫脱穀機にひかれて後ろ足を2本とも失った猫が、「バイオニック義肢技術」による義足を得て再び走りまわれるようになった。猫にこのような手術が行われるのは英国初だという。 2歳半のオスカー(Oscar)に義足をつけたのは、神経整形外科のノエル・フィッツパトリック(Noel Fitzpatrick)医師。3時間に及ぶ手術で、残った後ろ足の骨に義足をつないだ。「オスカーは今や走ることもジャンプすることも、普通の猫と同じようにできます」と同医師。施術は前年11月に行なったという。(c)AFP 【関連記事】史上初の「バイオニック・ウーマン」 - 米国