ドイツのマース外相を乗せた政府専用機が故障し、マース外相が訪問先のアフリカで1日足止めされていたことがわかりました。ドイツでは去年、メルケル首相を乗せた政府専用機も故障するなど、老朽化した専用機のトラブルが相次いでいて、批判の声も出ています。 ドイツでは製造からおよそ20年が経過した政府専用機でトラブルが相次いでいて、去年11月には、アルゼンチンで行われたG20サミットに向かっていたメルケル首相が、機体の故障のため引き返さざるをえず、サミット開幕に間に合いませんでした。 このほか、シュタインマイヤー大統領やほかの閣僚も専用機の故障で、外国訪問の日程変更やキャンセルを余儀なくされるなど、外交日程への影響もでています。 閣僚からは「技術大国ドイツの名を汚すことになる」という批判的な声も上がっていて、政府が対応を迫られています。