服役42年超、冤罪認定 釈放の黒人男性「信じられない」―米 2021年11月24日15時06分 【ニューヨーク時事】米中西部ミズーリ州で23日、3人を殺害したとして42年以上服役していた黒人男性が、冤罪(えんざい)を認められ、晴れて自由の身になった。米メディアが伝えた。男性は一貫して関与を否定していた。冤罪で服役していた期間としては、ミズーリ州で最長、全米でも最も長い例の一つだという。 男性2人の有罪取り消し マルコムX暗殺、半世紀越し―米 男性はケビン・ストリックランドさん(62)。1978年4月、カンザスシティーで20~22歳の男女3人が銃殺される事件が発生し、逮捕された。アリバイを親族が証言したものの、79年に全員が白人で構成された陪審に50年間仮釈放なしの終身刑を言い渡された。 だが、被害者の交際相手で現場に居合わせ、唯一の生き残りとして公判で証言した女性が、後に「警察に圧力をかけ
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