陥没は幅四・三メートル、長さ八・六メートル、深さ三・六メートルにわたって発生。隣接する土地で建設が進む中日ビルの工事関係者が市に連絡した。中日ビルの建設場所では地下の掘削が進んでおり、市の担当者は「歩道地下の土が掘削部分に流れ込み陥没が起きた可能性が考えられる」と説明した。
2021年の衆院選で落選したり、不出馬だったりした元議員のJR無料パスの返却状況を記した資料の一部。黒塗りされ「紛失届」の記載もある 現職の国会議員が職務の際に全てのJR線を無料で利用できる「鉄道乗車証」(通称・JR無料パス)について、前回の衆院選(二〇二一年十月)で落選したか、立候補しなかった元議員の一割以上が紛失届を衆院事務局に提出し、返却していなかったことが分かった。パスの購入費は国費で賄われ、議員でなくなった際の返却が法律で義務付けられている。 (伊藤隆平) パスは「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」の第一〇条で、「各議院の議長、副議長及び議員は、その職務の遂行に資するため」に交付を受けるとされている。このため、衆参両院の事務局が元議員に返却を求めているが、紛失に対する罰則はない。
取水口から水を引き込むための仮設構造物の建設工事が始まった明治用水頭首工=3日午前、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から(川柳晶寛撮影) 愛知県の矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」(同県豊田市)で起きた大規模漏水問題で、施設を所管する東海農政局は三日、右岸側にある取水口から水を引き込むために仮設の構造物を建設する応急工事を始めたと発表した。工事の完了には二週間ほどかかる見通し。完成後も当面、ポンプからの取水も並行して行う。 現在は、取水口付近など川に計百六十二台のポンプを設置して用水に水を流す作業をしている。新たな工事では、取水口の東側約三十メートルの位置に高さ十メートル、延長約百三十メートルの鉄板を埋め込む。地上に出る部分は高さ五メートルになる。 さらに水をより効率的に右岸側に集めるため、鉄板の先の上流に向け、土のうを高さ二メートルに積み、川を横断す
自国の国民どころか、児童にも容赦はない。ロシアはウクライナ侵略を開始してから2日で1週間目。ロシアで反戦を訴えた者は50都市で計約7000人が逮捕、拘束された。中には、小学校低学年とみられる3人の児童が連行され、護送車に押し込められた写真がネットで拡散、物議を醸している。 ロシア野党の政治家、イリヤ・ヤシン氏が同日、SNSに投稿した写真に写っているのは、うつろな表情の3人の児童で、そのうち2人は女子。小さな手にはクレヨンとおぼしきカラフルなロシア語の文字で「нет войны(戦争はノー)」と描かれた反戦プラカードが握られ、花の絵も添えられている。3人がいるのは警察車両の護送車。頑丈な鉄格子の後ろに座らされている。3人は花を手向けるためウクライナ大使館に向かっていたところを捉えられたという。
フィギュアスケートの2006年トリノ五輪金メダリストの荒川静香さん(40)が8日、北京五輪メインキャスターを務める日本テレビ系「news every.」に、北京から中継をつないで出演。フィギュアスケート男子で94年ぶりの五輪3連覇に挑む羽生結弦(27)=ANA=がリンクの溝にはまり、SP冒頭の4回転サルコーが抜けて1回転になったことについて“レアケース”と解説した。 番組では「“溝にはまる”避けられた?」として検証。荒川さんは「どうしようもない。回避するのはちょっと難しかった。見えていないから。下を向いて滑っているわけではないので、滑っていく先に穴があって気付けずにそこにはまってしまったというような」と解説。山本紘之アナウンサーから溝にはまる確率を問われると、荒川さんは「全くなくはないですけれども、ほぼ試合で起こるということは…。今日も29人滑っていて、誰か足を取られちゃったなという選手は
元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん(52)が17日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」にスタジオ出演。大学入学共通テストの会場だった東京大学前で受験生らが刺傷された事件に苦言を呈した。 番組では受験生ら3人を刺したとして殺人未遂容疑で逮捕された高校2年生の少年(17)の「東大を目指し勉強したが成績が上がらず自信をなくした」「自殺する前に人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」といった主張も紹介。 人生がうまくいかない憤りの矛先を他者に向けた少年に、橋下さんは「あまりにも身勝手すぎて…」と困惑。続いて「今、『自己責任』とか言うとすごく批判される風潮あるんですけども」と前置きしつつ「基本的に人生は自己責任が原則」と、少年を諭すように持論を主張した。 家庭環境などの差で社会のサポートが必要な面はあるものの「自分の人生を歩むにおいて、いろんな悩みはあるかもわからないけども、全部社会の責任に
【ストラスブール(フランス東部)共同】欧州連合(EU)欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表した。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、低炭素社会への移行を促進する手段としての「役割がある」とした。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、美容外科「高須クリニック」グループの事務や経理を担う関連会社「高須ホールディングス(HD)」(名古屋市中村区)の一部の役員や社員が同社所在のビル内で署名の偽造をしていた疑いがあることが、複数の関係者への取材で分かった。この会社の役員でもある高須克弥院長の女性秘書(68)が、リコール活動団体事務局長の田中孝博被告(60)=地方自治法違反罪で公判中=の依頼で、社員らに名簿の書き写し作業の指示をしていたとみられる。愛知県警は女性秘書と五十代の女性の計二人を地方自治法違反(署名偽造)の疑いで書類送検した。 事件を巡っては、田中被告が名古屋市の広告関連会社に依頼し、昨年十月下旬に多数のアルバイトを動員して佐賀市内で署名の偽造をしていたことが分かっている。佐賀市以外での名簿の書き写しによる署名偽造の実態が具体的に明らかになるのは初めて
報道によると、選手村の横断歩道を渡っていた北薗が右折してきたバスと接触した。バスは自動運転だが、ドア開閉のためにオペレーターが2人乗車。バスは信号のない横断歩道の手前で交通誘導の警備員を感知し停止したが、オペレーターが発信ボタンを押した直後だったという。 SNSでは「パラ選手村」「自動運転」などがトレンド入り。「『人がいることは気づいていたが、横断をやめるだろうと思った』自動運転以前の問題ですね」「自動運転車両で人的ミス原因の事故とか、悪い冗談にも程がある」「車は歩行者がいたら止まる。だろう運転はだめだって、習ったろ?」などの厳しい声が相次いだ。
フジテレビ系の情報番組「バイキングMORE」は10日、新型コロナウイルスによる医療逼迫(ひっぱく)を防ぐため、専門家の提言を紹介した。この中で長尾クリニック院長の長尾和弘医師が感染症法上の分類を引き下げるよう訴えると、ツイッターなどには賛同する発言があふれ、「バイキング」がトレンドワード入りした。 長尾院長は現在、2類相当に分類されるコロナを季節性インフルエンザと同じ、5類扱いにするよう提言。引き下げにより、「開業医による早期診断・即治療が可能=重症化予防」「すぐに入院が必要な人は開業医が直接依頼=タイムラグなし」「濃厚接触者の健康観察、入院先の割り振りが不要に=保健所崩壊解消」と、3つのメリットを挙げ、「5類にすれば全て氷解する。24時間医師と直接話せる体制、重症化リスクの高い人はドクターtoドクターで直接話せるような体制を構築することが大事」と解説した。
名古屋市は中区の白川公園で、ドイツ製B6形蒸気機関車(SL)の車輪を圧縮空気で動かし、それを公開展示する方針を固めた。公園内の市科学館に以前置かれていたSLで、レールから浮かして車輪の動く様子を見せる。SL運行は、河村たかし市長がかねて掲げる公約。走行まではいかないが、初めて具体的なSL活用法が固まった。 河村市長には、客を乗せた旧型客車を引くSLを、蒸気で走行させたい意向がある。名古屋城付近のルートを望んでいる。取材に「(白川公園での展示は)あくまで仮の措置。最終的には客車をつないで走らせたい。そのために置いておくという意味」と述べた。
脳科学者の茂木健一郎さんは「全くそのとおりだと思いますし、そのようなご回答をなさったことに敬意を評しますが、尾身さん、おそすぎませんか? 昨年の3月くらいからそういう姿勢でいらっしゃるべきだったのでは?」と疑問を投げかけた。コロナ患者の治療を続ける宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長も「それは第1波の後からそうでした」と憤った。 また、タレントの麻木久仁子さんも「本当におっしゃる通りだと思いますが、これ、一年前にいうべきだったのではないでしょうか。そうすればもっと伸び伸びと五輪ができた可能性は高いと思います」と指摘。前新潟県知事の米山隆一さんは「ため息が出る位『やっとですか…』なのですが、ワクチン接種が進みつつある今、接種証明、抗原検査キット、簡易なPCR、『まともな』接触確認アプリを組み合わせると伴に、政府が感染制御KPI(重要業績評価指標)明示する合理的感染症対策を行う事を
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、名古屋地検は29日、地方自治法違反(署名偽造)罪で、元愛知県議でリコール活動団体事務局長の田中孝博容疑者(60)と次男の塗装業雅人容疑者(28)、書類送検されていた広告関連会社山口彬元社長(38)を起訴した。
五輪取材で推奨 看護師「体質で個人差」 打った瞬間、強い痛みがきた。左腕の筋肉が裂かれるような感覚に思わず奥歯をかんだ。厚生労働省が「一般的に痛みが強い注射ではない」と説明する新型コロナウイルスのワクチン。個人差があるとは聞いていたが、こんなにも痛いとは思わなかった。今夏の東京五輪取材を担当する北陸中日新聞の四十代記者が、東京都内で一回目を打った。 (前口憲幸) 高齢者でも医療従事者でもないが、順番がきた。国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は「アスリートに接触する可能性があるメディア」に接種を推奨する。二十一日、中日新聞東京本社で米モデルナ製を打った。 皮下組織の奥に針が届く筋肉注射は「痛くない」とされる。厚労省によると「皮膚に比べ、筋肉には痛みを感じる神経が少ない。皮下注射よりも痛みが強くない」からだ。そう聞いていたから、リラックスして臨んだ。三角筋に注射針が垂直に深く入っ
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