地域経済を盛り上げようと、大垣市は14日、市独自のスマートフォン決済サービス「ガキペイ」を導入すると発表した。第1弾として、市商店街振興組合連合会が毎年発行しているプレミアム付き商品券の発行事業にガキペイを活用する。市、市商連、大垣共立銀行(OKB、同市)の3者は市役所で記者会見した。 デジタル版の商品券は2400万円分を発行。1口6千円分を5千円で販売し、プレミアム率は20%。1人3口(1万5千円)まで購入でき、住所は問わない。市商連の加盟店舗など105店で使用できる。
自治体トップによる職員へのセクハラ・パワハラ行為が判明し、辞職する事案が岐阜、愛知の3町で相次いだ。共通して指摘されるのは、ハラスメント対応を定めた既存のルールの不備。いずれも町長が加害者だった場合を想定しておらず、幹部が被害を把握しても十分な対処ができないケースもあった。専門家は条例などで対応策を明記するよう求める。
水位が低下し続けている井戸。水面より50センチほど高い黒く変色した部分まで水で満たされていたという=14日午後、岐阜県瑞浪市大湫町で(吉本章紀撮影) 岐阜県瑞浪市北部にある大湫(おおくて)町で、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられる井戸やため池の水位低下が2月から相次いでいることが分かった。JR東海は13、14日、それぞれ地元住民と瑞浪市幹部に状況を説明。代替水源を確保するなど対策案を説明した。水位の状況を見ながら、今後も工事は続けるという。 JRや地元関係者によると、JRが大湫町の32カ所を調査したところ、計43世帯に水を供給している共同水源3カ所と、個人宅の井戸9カ所、ため池2カ所の計14カ所で水位が低下。2月下旬、JRが設置している観測井戸で水が減り始めた。その後の調査で共同水源や井戸でも水位の低下が判明し、共同水源1カ...
元乃木坂46の山崎怜奈(26)が4日、読売テレビの情報番組「ウェークアップ」に出演。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に対し、米国の名門大学などで抗議デモが広がっていることに「大学を退学処分になる可能性もはらんでいる中で、デモの有効性ってどこまであるんだろう」と持論を展開した。だが、この発言には「今の若い人達はそんな風に捉えるのだな」「コスパ志向の行き着く先」と批判的な反応も出ている。 イスラエル軍の攻撃が続くガザ地区では、死者が3万4000人を超える。これに対し、米国のコロンビア大学などではイスラエルへの抗議デモが起きていることが、番組内で紹介された。ジャーナリストの堀潤さん(46)は「日本でも新宿や渋谷で若者たちを中心に『パレスチナを守って』と声を上げている。東大でも早稲田でも数人の学生たちが声を上げ始めている。そういう声に私たちが遠巻きに見ていていいのか。『政治じゃない、宗
隆起した海岸部に作られた国道249号の道路。5月2日正午から緊急車両などが通行可能になる(奥が珠洲市方面)=26日、石川県輪島市野田町で、本社ヘリ「まなづる」から(畦地巧輝撮影) 能登半島地震による大規模な土砂崩れで寸断されている国道249号について、石川県輪島市の国名勝「白米千枚田」付近の約800メートルで、5月2日正午から緊急車両と地元住民の車両に限って通行可能となる。地震で海底隆起した用地に迂回(うかい)路ができた。県に代わって工事する国土交通省能登復興事務所が26日に発表した。 半島を外周する国道249号のうち、今回の区間は千枚田の東側に位置し、千枚田寄りの約430メートルは海底隆起した用地に盛り土をした。幅5メートルの1車線を確保し、車両がすれ違えるよう途中に待避スペースも設けた。両脇には土のうを積み、崩落を防ぐ。地震発生時や大雨の際は通行止めとなる可能性がある。
JR北陸線の運行を引き継いだハピラインふくいで、交通系ICカードの利用可能範囲の周知が十分に進んでいない。範囲外の駅からICカードを使って乗車し、降車駅で運賃の精算ができない事例が相次ぎ、同社は状況の改善に向けてJRと協議を開始した。一方、今週末はサンドーム福井で人気バンドのコンサートを控え、多くの利用者が見込まれるため、対応を急いでいる。 鯖江市内の40代男性は今月、出張先の和歌山県から帰宅するため、大阪駅、敦賀駅で乗り換え、ハピライン鯖江駅に到着。ICカード「ICOCA(イコカ)」で精算しようとしたところ、支払いを完了できないエラーが発生した。 ハピラインに問い合わせ、敦賀-鯖江分の運賃は券売機で切符を購入して精算。和歌山-敦賀間のJR乗車分は後日、福井駅に出向いて精算する必要があった。「駅で案内があったのかもしれないが、気が付かなかった。JR北陸線の時と仕組みが異なることは理解できる
動画の中で吉村知事は、約350億円の建設費用がかかるとされる万博のリングについて「本当にすごいものができますから」「あのリングの圧倒的な存在感」「できたら絶対に多くの人がこのためだけに来るくらいになる」と大絶賛。その上で「今、批判している、名前言えませんけどもモーニングショーの玉川徹。今、批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って。『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もうモーニングショーは禁止。玉川徹禁止と言うたろうかなと思う」と発言し、会場からは笑いと拍手が起きていた。 この動画がX(旧ツイッター)でも拡散され、批判が起きている。立憲民主党の米山隆一衆院議員はX(旧ツイッター)で「万博は多額の国費を使ったイベントで、吉村知事のホームパーティではなく、氏に入場者を制限する権限は欠片程もありません。公的行事を私物化する維新の様な政党が権力を握る恐ろしさを、我々は認識すべきです」「週明け
文春側代理人、「こんなこと初めて」松本人志側の「A子B子」”人定要求”に怒りと困惑 2024年3月28日 15時18分 女性に性行為を強要したなどと週刊文春に報じられたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、発行元の文藝春秋などを相手取り5億5000万円の損害賠償などを求めた第1回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。訴状で松本側は文春記事に登場する「A子」「B子」の特定を要求。文春側は回答を避けたほか、全面的に争う姿勢を示した。次回は6月5日にオンラインで行われる。 約5分間で閉廷した後、文春側の代理人を務める喜田村洋一弁護士は取材陣に対応。松本側が訴状で、「A子」「B子」の氏名(芸名)、住所、生年月日、携帯電話番号、LINEアカウントを提出することを文春側に求め、「A子、B子さんが分からないから反論できない」などと主張していることを明かした。さらに、松本側は自身の記憶喚起のた
北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間が16日に延伸開業する。これに伴い、東海と北陸を直通で結んできた特急「しらさぎ」は名古屋―敦賀間に運行が短縮される。名古屋ー金沢間は東海道と北陸の二つの新幹線を利用すれば平均所要時間が13分短縮されるが、米原(滋賀県米原市)と敦賀で2度の乗り換えが必要となり、料金はやや割高となる。 名古屋から週1回ほど福井市の自宅に戻る会社員の男性(40)は「直通がなくなり、デメリットの方が大きい」とこぼす。最近は、料金の安い高速バスを使うことが多いが、疲れている時などは電車を選択。料金や乗り継ぎの面倒を考え、名古屋から直通のしらさぎを愛用していたという。一方、月に1...
能登半島地震で自宅に被害を受けた人たちが過ごす避難所のうち、自主避難所への物資の配送を石川県輪島市が2月末で打ち切る方針を決めた。3月からは市内26カ所の拠点まで物資を受け取りに行く必要がある。自主避難所を運営する人からは「納得いかない」との声が上がる。 23日の定例会見で市の広報担当者が明らかにした。現在は市内36カ所で380人ほどが過ごす自主避難所には、市職員や応援の自治体職員、自衛隊員らが食料や飲料、灯油などを配送している。今後、応援人員が少なくなると予想され、担当者は「復興に向かう取り組みを強化していく段階に来ている。自主避難所への配送に人員を充てられないことを理解してもらいたい」と話した。
教育実習の際、学生が愛知県教委(右)や名古屋市教委(左)に提出する書類には、採用試験受験の意思を確認する項目がある 愛知県教育委員会と名古屋市教委が、教員免許取得を目指す大学生らの教育実習を小中学校で受け入れる条件として、学生らに同県や名古屋市で教員採用試験を受験することを求めていることが分かった。形だけ受験する学生もおり、倍率など採用試験の実態が現実と乖離(かいり)する可能性がある。文部科学省の担当者は「法令的に違反でもないが、一般的ではない」としている。 (酒井博章) 本紙の調べでは、教育実習の受け入れにこうした条件があるのは、中部9県では愛知県と名古屋市のみ。少なくとも約10年前から続けているという。東京都教委は無条件で都内の大学生を受け入れている。大阪市なども条件はつけていない。公立の採用試験は原...
能登半島地震が発生した1日夜、自主避難所の穴水高校(石川県穴水町)にあった飲料の自動販売機3台が壊された。ジュースなどの商品は避難者に配られたといい感謝の一方、識者は「罪に問われる可能性がある」と指摘する。1台を管理する北陸コカ・コーラボトリング(富山県高岡市)は石川県警に被害届を提出した。非常事態の被災地での破壊や持ち去りは許されるのか。 100人以上が避難した同校は停電して自販機が利用できなかった。車中泊をしていた女性は複数の避難者が「飲み物が必要だから自販機を壊そう」と話すのを聞き、ジュースを受け取った。「物資がない中でうれしかった」と振り返る。 自販機は電動工具でこじ開けられた跡があり、お金を保管する場所も壊された。北陸コカ・コーラによると「壊す」という連絡はなかった。自販機は1台約40万円。同社は18日に被害届を提出し、県警は器物損壊事件に当たる可能性があるとみて話を聞いている。
1次避難所となっている体育館。仕切りなどは無く、床にマットや布団などを敷いて寝る状態=17日、石川県珠洲市で 能登半島地震で、厳寒や長期化する断水など過酷な避難所で過ごす被災者の2次避難が進んでいない。石川県によると、17日時点で県内の避難者1万7071人のうち、2次避難者は1528人にとどまる。被災者は不慣れな地域への移動や避難後の生活への不安を理由に挙げる。行政は2次避難を促すが、被害が甚大な奥能登では自治体間で呼びかけに温度差があった。 (渡辺真由子、寺田結) 被災地で最も多い約6300人の避難者を抱える輪島市は、2次避難を強く呼びかける。15日は坂口茂市長が自ら避難所を訪れ、「断水とか大変な状況。いったん外に出て休んでもらいたい」と声をかけた。市は2次避難を希望していない人にも説得を続けている。
能登半島地震による道路の寸断などで石川県内では5万戸以上で断水が続いている。輪島市や珠洲市など奥能登地域はほぼ全域で断水。住民は風呂やトイレを我慢する不自由な生活を強いられ、健康状態の悪化も懸念される。浄水場や配水管の被害は大きく、完全復旧のめどは立たない。各市町は応急措置でしのぐなど試行錯誤を続けている。 「ぜいたくは言ってられないが、定期的に入浴したい」。輪島市鳳至小学校の避難所に身を寄せる女性(40)はこぼした。自衛隊が風呂を用意したものの、ずっと長蛇の列。「一度も入れていない人もいる」と明かす。 同市大野町で倒壊を免れた自宅で生活する50代女性は、ためた雨水をトイレの水に利用している。それでも貯水量には限りがある。「健康に悪いと分かっているが、トイレをできるだけ使わないよう飲食を最小限に控えている」と語った。
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