全国2例目の国立大学美術館として2013年にオープンした佐賀大学美術館(佐賀市)で、学芸員不在の状態が続いている。学芸員は美術館運営の根幹を担う存在で、美術関係者からは「このままでは多様な展覧会が開けなくなる」と危惧する声も上がっている。
「何かおかしいと思っていた」。愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)に向けた署名集めについて、実際に偽の署名を書き込むアルバイトをした佐賀市の30代女性が佐賀新聞の取材に応じ、当時の様子を語った。 女性は昨年10月、東京都の人材派遣会社のサイトで「名簿の書き写し」「時給950円」といった内容の募集をたまたま見つけた。会場の県青年会館(佐賀市)には若者から高齢者まで約50~60人が集まっていた。偽の署名を書く作業とは知らされていなかった。 館内の貸会議室では、試験会場のように長机が並べられ、名簿が入っている段ボール箱が積まれていた。携帯電話などの荷物はビニール袋に入れて後ろの棚に置き、休憩時間以外は触れることができなかった。「口外しません」という誓約書にも記入した。 名簿のバイトでは、手書きのデータをパソコンに打ち込むのが一般的だが、今回はその逆だった。名前や住所が書かれた名簿を手渡され
JR九州の青柳俊彦社長が九州新幹線長崎ルートを巡る自身の発言をことごとく撤回した28日の記者会見を受け、佐賀県幹部は「最初の発言が社長の本音であることは明らか」と冷ややかに受け止めた。 山口祥義知事は今月10日、県内10市の市長との懇談会で、青柳社長のインタビュー記事を痛烈に批判していた。
9月定例県議会は12日、一般質問最終日を迎え、自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画に関して、山口祥義知事は有識者の意見を聞く専門部会の設置について「防衛省以上にオスプレイの問題について理解している人がそんなにいるとは聞いていない」と否定的な見解を示した。
山口祥義知事は24日、臨時会見を開き、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を受け入れる考えを表明した。小野寺五典防衛相と県庁で会談し、防衛省が県に着陸料として20年間で計100億円を支払うことなどを盛り込んだ文書に合意した。
家族で万引きしたとして、佐賀北署は7日、盗みの疑いで、福岡県福岡市に住む無職の父親(46)ら家族4人を逮捕したと発表した。4人が暮らす自宅を捜索したところ、盗んだとみられるバッグなども出てきており、盗品を転売して生計を立てていたとみて、余罪を調べる。 父親のほかに逮捕したのは長男(24)と元妻(46)、長女(28)=元妻と長女は7日に釈放。 逮捕容疑は5日午後1時15分ごろ、4人で共謀し、佐賀県佐賀市内の大型商業施設内の店舗で、圧力鍋など計4点(合計5万3762円相当)を盗んだ疑い。 佐賀北署によると、父と長男が買い物カートに圧力鍋などを入れ、元妻と長女が乗る車に運んだ。 父は「息子と2人で万引した。元妻と長女は関係ない」と一部否認し、元妻は「車で待っていただけ。関係ない」と否認。長男、長女は容疑を認めている。 今年5月に同じ店舗で同様の被害を受けており、防犯カメラの映像などから4人が浮上
神埼市千代田町の民家に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故は、主翼の羽根4枚を固定する「メインローターヘッド」内部の金属製ボルトが破断し、羽根が分離していた。陸自は、事故発生のメカニズムについては「ほぼ特定できた」とも捉えるが、なぜボルトが破断したのかは不明なままだ。 東京で28日に会見した事故調査委員会委員長の髙田克樹陸幕副長によると、メインローターヘッド内部は、回転軸と羽根をつなぐ22枚の薄い鋼板をステンレス製のボルト(長さ6センチ、直径7センチ)とナットで締めて隙間なく固定している。離陸後、このボルトに亀裂が入り、鋼板がバラバラになって羽根の1枚が遠心力に耐えられず抜け、350メートル離れた場所に落下した。もう1枚の羽根も操縦席の窓や機体に衝突してねじ切れ、この時点から12~14秒後に墜落したとみられる。 機体の状態や音声を記録したメンテナンスデータレコーダーを解析し
2日午後6時50分ごろ、佐賀県神埼市千代田町の住宅から「80代女性が気絶している」と119番があった。屋内で意識不明の中原幸子さん(81)が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。神埼署は3日、傷害の疑いで、現場にいた長男で無職の容疑者(46)を逮捕した。 逮捕容疑は2日午後6時半ごろ、自宅で幸子さんの顔や背中を殴るなどし、全身打撲の傷害を負わせた疑い。容疑者が自ら119番した。 神埼署は遺体を司法解剖し、死因を調べている。結果次第で、傷害致死容疑に切り替えて捜査する。 同署や近くの住人によると、幸子さんは夫を亡くした数年前から容疑者と2人暮らしだった。自宅からは時折、母子がけんかする声が聞こえたという。容疑者は「仕事が見つからずいらいらしていた」と話しているという。
佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、柳川市は4日、計画に対する論点整理を佐賀県と九州防衛局に提出した。オーストラリア沖での米軍機墜落や大分空港への緊急着陸など度重なるトラブルを挙げて「機体の安全性への不安が払拭(ふっしょく)できない」と強調した。
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