ツイッターでよく議論になる「不時着と墜落は別の用語だ」というアレ。本当かな?と気になったのでその定義の出自を調べてみました。すると色々と面白いことがわかりました。 「不時着」と「墜落」は違う用語?「不時着」はパイロットが機体をコントロールして着陸したもので、「墜落」はコントロールができずに大破したもの、という定義がネットではまことしやかに語られます。 さらに、「不時着」でも機体が破損することがあるので、死者や破損度は「不時着」の判定には関係しない(つまりコントロール下のもとで大破した場合は「不時着」)というという説明もよく聞きます。 したがって、航空事故が起きると「あれは墜落だ」「コントロールしながら落ちたから不時着である」というような議論をネットでよく見かけます。 この定義はいったいどこから現れたのか。明確な根拠があるものなのか。誰に聞いても答えてくれません。なので自分で調べてみました。