米Appleは8月8日(現地時間)、「Lion Recovery Disk Assistant」の提供を開始した。これはOS X Lionのリカバリ兼ブート領域である「Recovery HD」をUSB接続HDDなど外部ストレージに作成するためのユーティリティ。「Option」キーを押したまま再起動することで、接続された外部HDDなどからRecovery HDを呼び出せる。故障した内蔵HDDを換装したときなど、内部にRecovery HD領域が存在しない環境でのリカバリに利用できる。 OS X Lion 従来のMac OS XはDVDの光学メディアでOS本体が供給されており、これを介してOSの再インストールやTime Machineからのデータ復帰が可能だった。だがLionではディスクレスでのインターネット経由でのOS配布に方式が変更されており、以後のOSリカバリはLionインストールの際に
OSのインストール/アップグレードといえば、CD-ROMやDVD-ROMからシステムを起動するもの……OS X Lionは、そういった既成概念を過去のものにした。それだけでない、起動ボリュームに未知のパーティションを作成するなど、ふと気づけば新しい取り組みを見せてくれている。今回は、そのパーティション「Recovery HD」の姿を追いたい。 ■合わせてお読みください 【レビュー】奥の奥までOS X Lion 第1回 - Lionで変わる、Lionが変える「文書」のあり方 OS X Lionのインストールは、すこぶる簡単。Mac App Storeからダウンロード購入できるインストーラは、OS Xで一般的なバンドル形式のアプリケーション(*.app)であり、ダブルクリックして起動すればそのままSnow Leopardを上書きアップグレードしてくれる。DVD-ROMからブートするという手間
ついに姿を表した「OS X Lion」。約2年ぶりのメジャーアップデートであり、機能強化点は250を越すという。他のOSには見られない革新的な機能も多く、その評価が浸透するまでには時間がかかりそうだ。この短期連載では、そんなLionの"確かに凄いがしくみがわかりにくい"機能をいくつかピックアップし、詳細について解説してみよう。第1回は、再開とオートセーブ、バージョンを取りあげる。 Lionで導入された「再開」は、アプリケーションの状態を自動保存する機構を指す。ユーザはただアプリケーションを終了するだけで、そのとき開いているファイルが次回起動時にそのままの状態で現れる。ファイルに気を使うことなく、いきなりアプリケーションを終了してかまわないのだ。 この「再開」にはCocoa API、正確にはAppKitのうちNSDocumentクラスを使用するアプリケーションが対応している。だからLionに
「次は……です。お忘れ物ないようご注意ください」 列車の案内放送は車掌さんの大切な業務だ。しかし近年は車内放送の自動化が進み、プロのアナウンサーが担当している。あらためてじっくり聞いてみると、「どこかで聞いたような声だな」と思ったり、遠く離れた路線だと、「うちの近所の電車と同じかな」なんて思ったりする。最近では、黒部峡谷鉄道の車内放送に女優の室井滋さんが採用され、話題となった。その他の路線でも、タレントや声優、テレビアナウンサーなど、意外な有名人が関わっている。 東北新幹線の車内放送を担当するのはフジテレビの堺正幸さん 黒部峡谷鉄道の車内放送は女優の室井滋さんが担当する たとえば、JR東日本の新幹線や特急列車の車内放送は明るいナイスミドルの男性。どこかで聞いたことがあるな……、と思ったら、テレビのニュースで活躍した人だった。この声の主はフジテレビの元アナウンサー、堺正幸氏(現在は同社のCS
ウェブサービス開発を手がけるエスはこのほど、iPad専用アプリ「路面電車GOGO! [広島電鉄5号線 広島駅 - (比治山下) - 広島港] FREE」の無償提供を開始した。iTunes App Storeよりダウンロードできる。 iPad専用アプリ「路面電車GOGO! [広島電鉄5号線 広島駅 - (比治山下) - 広島港] FREE」では、5号線の"前面展望"をiPadで楽しめる。視点の切替えや車内アナウンスも、タッチスクリーンから簡単に操作できる 実際に見た広電の前面展望。正面に見えるのは800形電車 広島市内を中心に走行し、運行系統は計9系統と、日本有数の"路面電車王国"を形成する広島電鉄。新作アプリでは、広島駅の専用ホームから発車し、比治山下駅を経由して広島港駅へ向かう5号線が題材に選ばれた。 同線を走行する800形からの車窓映像に加え、視点の切替えや車内アナウンスなどさまざまな
初代より33%薄く、15%軽い。その上でその上で2倍の性能を誇るデュアルコアプロセッサ「A5」を搭載した最先端のタブレット端末――それが「iPad 2」だ。すでにアメリカなど海外では販売が始まっているが、日本での登場を待ちわびている人も多いだろう。そのiPad 2 日本版を、発売に先駆け借りることができた。期間が非常に短くまだ使い込むにはいたっていないが、まずはファーストインプレッションをお届けしたい。 より薄く、より軽く、より高性能になったiPad 2 まずはiPad 2の外観をチェック なお、すでに本誌では海外版でのレビューやベンチーマークを行っているため、詳細なデータを知りたい場合はそちらの記事(前編、後編)を参照してほしい。では、iPad 2日本版の外観からチェックしていこう。 前面 背面 上部 下部 左側面 右側面 海外版との唯一の違いは「技適マーク」 今回試用したのは「Wi-F
auから「HTC EVO WiMAX ISW11HT」が発表され、話題になっている。これは米国では「HTC EVO 4G」の名称でSprint-Nextelから2010年春に発売された製品で、同社のCDMAベースの3Gネットワークに加え、提携先であるClearwireのWiMAXネットワーク「Clear」を利用できる点が特徴となる。 HTC EVO WiMAX ISW11HT 3月にCTIA WirelessでHTC EVO 4Gが発表された際には「(WiMAXを利用できる)初の4G世代のスマートフォン」という触れ込みで紹介が行われており、製品名の「4G」はそれに由来する。WiMAXが4Gかは意見の分かれるところだが、現時点でWiMAX対応のスマートフォンは同製品が唯一ともいえる存在で、発売開始後1年が経過してもその地位は揺るぎない(なお、2011年1月に廉価版の「HTC EVO Shi
Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers. Canonicalは次期バージョンとなるUbuntu 11.04からプロダクト名を変更すると発表した。 Canonicalは2005年にUbuntuを「デスクトップ版」と「サーバ版」に分割。その後、これに「ネットブック版」を追加し、3つのエディションを提供してきた。しかし、今回、Ubuntu 11.04からネットブック版をデスクトップ版に統合することを発表。プロダクト名からも「デスクトップ」や「ネットブック」といった名称を削除するという。 Ubuntu 11.04では、次の2つのプロダクトが公開される見通し。 Ubuntu 11.04 (従来のデスクトップ版およびネットブック版に相当) Ubu
交通新聞社は、iPhone&iPadほかNTTドコモのAndroid端末向け電子書籍、鉄道ダイヤ情報復刻シリーズ「SLダイヤ情報」全7冊を提供する。電子書籍ストアアプリ「honto BOOK」のほか、ウェブ上の電子書籍配信サービス「honto」から購入できる。価格は各800円。 1972年から1975年にかけて発行した「SLダイヤ情報」全7冊の電子書籍版。SLの運転時刻表、機関車運用表、ダイヤグラムを完全収録した。「全国SL撮影地ガイド」「全国SL写真コンクール」「SL用語ミニ辞典」「静態保存SL」「SL部品の使い道」「SLの音を採ろう」等の記事も掲載している。 「SL代や情報」創刊号の表紙と誌面 同社では『SLダイヤ情報』シリーズのうち「1SLダイヤ情報 創刊号」を14日に発売、続刊6冊を2月25日に提供する。タイトル名、原書の発行年月については以下のとおり。 タイトル 発行年月 『1
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