「こんにゃく入りゼリー」の容器に表示される窒息事故防止のための警告 ミニカップのこんにゃく入りゼリーによる窒息事故防止策を検討してきた消費者庁は16日、政務三役会議を開き、食べ物の形や硬さを規制する法整備が必要との見解をまとめた。庁内には「法規制を検討するにはデータが乏しい」との慎重論が強かったが、政治判断で踏み込んだ方針を示すことにした。ただ、法整備のイメージや工程は描けておらず、どこまで道筋をつけられるかは不透明だ。 同庁は今年3月から、泉健太内閣府政務官をリーダーとした「食品SOS対応プロジェクト」で対策を検討。さまざまな食品を対象に、窒息の発生過程を信州大に調べてもらったところ、同ゼリーは口の中で餅より滑りやすく、のどでアメより気道をふさぎやすい傾向があることが分かったという。 そうした結果を踏まえ、同プロジェクトは16日の最終会合で「従来と同様な警告表示や注意喚起にとどまら