読むなら書こう、書くなら読もう――ビジネスパーソンに「執筆のススメ」:樋口健夫の「笑うアイデア、動かす発想」 誠 Biz.IDの読者たちは、仕事だけに取り組んでいるわけではないだろう。自分の人生に対しても、仕事と同じように真剣に取り組んでいるのではないだろうか。きっとさまざまなビジネス書を読み、自己啓発しているはずだ。 そこで筆者は「執筆のススメ」を提案したい。エッセイを書くことで始めてもよい。ビジネス書を執筆することを計画してもよい。商社マンだった筆者の場合、1985年以来、約48冊の本を出版した。海外での20年勤務という特殊な環境であり、さまざまな貴重で奇妙な体験をたくさんしていたことも事実だ。 だが、読者の数だけ体験があるとすれば、それぞれにエッセイや旅行記、ノウハウなどを書けるのではないだろうか――。そんな思いから、自分の本を出版することの面白さを何回かに渡って説明したいと思う。
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