キャリア教育が離職率の改善につながらないという毎日新聞の記事。 離職が労働者の個人的な資質の問題だけで片づけられているから良くないのだろう。 キャリア教育を支援しているNPOが、クリエイティブな仕事に憧れを持たせる実践を紹介しているけれども、何か違うような感じがしている。 いつまでも学生でぬくぬくみたいなことよりは、仕事に夢をもって社会に飛び込む勇気を持ってもらいたいと思うが、しかし実際に仕事を始めるということは、少数派の成功者以外は、夢からすれば実につまらない日常が続く仕事が待っており、しかしそこで働いてもらっているということは社会のためにはとっても大事な存在であるということは紛れもない事実で、夢から離れたその成り行きを自分の生きがいを見いだして折り合うということが試されていくのではないか。 その折り合ったときに、折り合うに納得できる人生が待っているかどうかが問われていて、キャリア教育も
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