さっきこわい夢を見たんだ。 それはかつてソフトテニスをやっていた時代への遡り。 部活だよ、中学生の頃にやっていた僕の話。 別にソフトテニスに限った話じゃないけどさ、僕は部活が大嫌いなんだ。 人から指示されて動くのは好きじゃないから。 もっと自分の頭で考えて自分なりの練習がしたいと思ってたんだ。 勝ち負けとかどうでもいいよ。そもそも勝負がしたくてやったんじゃないんだ。 それなのにあの日と同じように嫌いな奴らと一緒にソフトテニスの練習をする。 帰りたくても帰れないとか最悪じゃねえか。そこまでソフトテニスなんか好きじゃないよ。興味なんてないさ。 またこうして夢に出てきたってことは、俺の人生も今まさにこわい状況なのかもしれないね。 けど、夢から覚めた時僕は安心したんだ。 「夢で良かった。」って。 僕はまだ自分でも思っている以上にこの現実のことは好きだよ。 まだまだこんなもんじゃねえって、努力してい
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