自民党関係者によりますと、猪瀬知事が石原慎太郎前都知事と18日に会談した際、「虚偽答弁に罰則が科される百条委員会が設置されたら終わりだ」と辞任を促されたということです。また、猪瀬知事が辞任の意向を固めたのを受けて、与党は都知事選挙を2月に行う方向で検討を始めました。20日には自民党が都連関係者を集め、今後の対応を話し合うことにしていて、都知事選に向けて候補者擁立の動きが加速することになります。
東京都の猪瀬直樹知事が辞職する意向を固めた背景には、猪瀬氏を後継に指名した前都知事の石原・日本維新の会共同代表が18日に辞職を促したことがある。 各党は知事選に向け、候補選びに本格的に着手する。 猪瀬氏の進退について、自公両党は「辞職は避けられない」とみていた。 知事を失職させるために都議会で不信任を議決する手段もあるが、知事は辞めずに議会を解散することもできる。都議選は今年6月に行われたばかりで、両党には「1年に2度の選挙は大変だ」との思いもあった。都議会の自民、公明両会派は、百条委員会で猪瀬氏を追及し、偽証容疑で告発して辞職に追い込むシナリオも思い描いていた。 石原氏はこうした情勢を踏まえ、猪瀬氏に決断を迫ったものとみられる。関係者によると、石原氏は18日、猪瀬氏に「もう持たない。晩節を汚すことにならないようにしろ」と伝えた。猪瀬氏は「よくわかりました」と応じたという。
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