1.統計モデルと回帰分析 人間のみならず多くの動物は、学習機能を持っており、過去の経験から得られた知識・規則を今後の行動に生かしている。データ解析では、既知のデータから規則を導き出し、その規則を用いて未知の部分を説明したり、予測・推測したりする。例えば、体重(kg)と身長(m)のデータを用いた肥満度の指標BMI(Body Mass Index)を考えよう。 この式は既知のデータと医学の知識から導いた関係式である。通常BMIの値が22前後であれば標準であり、25前後であると肥満傾向で、35を超えると極度肥満であるといわれている。このようなデータ間の関係の規則を関数式で表することができると、その数式を用いて未知なことを予測・推測することが可能である。このようなデータから導いた規則をここでは統計モデルと呼ぶ。 図1に平成14年度に総務省が発行した「情報通信白書」の中の、わが国のインターネッ
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