2019年1月5日のブックマーク (2件)

  • 「まだ道具箱に入っていないだけ」 - Lambdaカクテル

    ソフトウェアの世界はめっちゃでかいので、知らない概念というのが必ずある。その一方で、自分の中では「これは知ってて当然」と認識している概念もある。 不幸なことに、この両者がかち合うことがある。例えば俺は浮動小数点数のNaNの仕様をあまりよく知らない。でも情報系ならちゃんと習ってそうだし、データ構造のにも必ず載ってると思う。そのくらい基礎的というイメージがある。だが俺は知らない。 こういうとき俺はやべー!という気持ちになる。劣等感というか、引け目を感じる意識が生まれる。しかしそれは良くないことだと俺は考える。劣等感や焦燥感で勉強など続かないからだ。辛い気持ちで追いつこうとすることほど自尊心を傷つけることはない。 だから俺は「まだ俺の道具箱に入っていないだけや!!」と思うことにした。これから必要に応じてやればよいし、やるからにはしっかり学んで、研ぎ澄ました道具を道具箱に入れてやればよいのだ。そ

    「まだ道具箱に入っていないだけ」 - Lambdaカクテル
    Rishatang
    Rishatang 2019/01/05
    本筋じゃないけど文系エンジニアの情報系に対する異様な期待値の高さ、「東大出たんだからこのくらい出来るでしょ」みたいな怖さを感じる。
  • 斧を知るのに3時間、石斧作りに3時間、無理と知るのに3時間

    ワシントンは「木を切るのに8時間を与えられたら、私はそのうち6時間を使って斧を研ぐ」と語ったという。 ではそれを一般的なIT業界の現場に当てはめるとどうなるかが表題である。 最初にはっきり言うが、ワシントンの語った言葉は強者の理屈である。 研げば木に十二分な傷をつけられるような斧を最初から持っている前提を余りにも当然のものとしている。 弱者の世界はそれとは全く違う。 木を切るにはどうも斧やチェーンソーを使うと良いらしいと知る所から全ては始まる。 同時に、自分たちがそれらを手に入れるのに十分な資産がないことに気づく所にたどり着いてようやく旅の筋道が立つ。 斧を作ろうにも金属を掘っているような時間はないことや、そんな事をするぐらいなら買ったほうが安いのにその金すらそもそもないという馬鹿馬鹿しさとの戦いにまず生き残る必要がある。 ようやく見つけた道は、石斧で妥協するか、木に背を向けるか、素手で木

    斧を知るのに3時間、石斧作りに3時間、無理と知るのに3時間
    Rishatang
    Rishatang 2019/01/05
    斧を借りても木の切り倒し方を知らないと最悪周りに被害を出してしまうんやで。そして周りに切り倒し方を教える余裕はない