女性の高学歴化=少子化は本当か? ―60年ぶりの丙午の出生減から見えた新事実― 発表のポイント 2026年、丙午(ひのえうま、※1)の年が60年ぶりに巡ってきます。本研究は、前回の丙午(1966年)を自然実験として活用し、教育が女性の家族形成(結婚や出産に至る過程、※2)に与える影響について、その因果関係を明らかにしました。 初婚は平均で約2週間、初産は約40日遅れるにとどまり、高等教育が家族形成に与える影響は非常に小さいことが分かりました。 これらの遅れは一時的なものであり、恒久的なものではありません。40代半ばまでには、高学歴の女性も、そうでない女性と同程度に結婚し、子どもと同居していることが明らかになりました。すなわち、教育は結婚や出産の「タイミング」をわずかに遅らせるものの、最終的に結婚するか出産するかにはほとんど影響しないことが示されました。 より高い教育を受けた女性は、より

