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2012年2月14日のブックマーク (1件)

  • 空間線量率の計算

    はじめに 東日各地で空間放射線量率の測定が進んでいるが,ネット上で測定点の高さによる数値の差が問題になり,5月下旬にはテレビの報道でも話題になっていた。 たしかに,測定点が高いと測定値は小さ目に出る。 その理由は,牧野氏が 公開日記 (4/29) で説明しているとおりである。 地表に放射性物質が一様に分布しているばあい,測定点から見て水平方向に近い遠方の地表ほどγ(ガンマ)線で明るく輝くが, 測定点が高いと明るいはずの遠方が空気による減衰で見えなくなるというわけだ。 では,測定点の高さが変わると測定値がどれくらい変わるのか? ちょっと計算してみたので,報告したい。 ちなみに筆者は天体物理屋で,放射線については素人である。 誰かが同じような計算をしているだろうと思ったら,田崎氏の 丁寧な解説 がすでにあった。 ここでは,高校の理系コースを経た人を対象に,できるだけ平易に説明してみたいと思