ブックマーク / oreno-yuigon.hatenablog.com (2)

  • 書評『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』 - 俺の遺言を聴いてほしい

    企業の生産性の低さが様々なところで取り上げられ、日の凋落の最大の原因と取り沙汰されている。 公益財団法人 日生産性部『労働生産性の国際比較』によると、2017年の日の就業1時間あたりの労働生産性は47.5ドルで、OECD加盟36カ国中20位だった*1 主要先進7カ国で見ると、1970年以降常に最下位の状況が続いている。 この記事で取り上げるドイツの労働生産性1時間あたり69.8ドルで、OECD加盟36カ国中7位となっている。 日の生産性が低いことはデータから明らかだが、労働生産性はドルで計算されているため、近年の円安傾向によってやや数値が低く出ていることは考慮しなければならない。 国の豊かさや労働効率を比較する際に用いられる「一人あたりのGDP」も日はOECD加盟36カ国中17位(43,301ドル)となっていて、もはや「経済大国」と呼べない現状が垣間見える。 ドイツの一人あ

    書評『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』 - 俺の遺言を聴いてほしい
  • 吉本興業は今の「笑えない空気」をどう克服していくのか - 俺の遺言を聴いてほしい

    『べしゃり暮らし』という漫画がある。 『ROOKIES』や『ろくでなしBLUES』を描いた森田まさのり先生の作品だ。 『べしゃり暮らし』のテーマは「お笑い」で、主人公の上圭右(あがつま けいすけ)は漫才の祭典、「NMC」に挑んでいる。 NMCは「日漫才コンテスト」の略だったか。 僕たちの世界で言う「M-1グランプリ」である。 圭右は現在、「NMC」の決勝トーナメントまで勝ち進んだのだが、準決勝の直前まで事故で記憶を失っていた。 記憶を失っていたことは秘密にしていたのだが、NMCの出演者の紹介コーナーで、「お涙頂戴エピソード」として記憶喪失の件を放送されてしまったのだ。 記憶を失って、逆境から這い上がるストーリーは美談に見えるが、「笑い」にとっては不要な要素である。 悲惨な事故を知ってしまうと、客は無意識に笑う事に罪悪感を覚えてしまうからだ。 「客に気を遣わせる笑い」など漫才ではない。

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