R30氏が書評:「グーグル 既存のビジネスを破壊する」で「Googleに対して今「過不足なく」述べることができる人など、世界中どこを探しても存在するわけがない」と述べているとおり、「Googleの何が凄いのか、どこが驚異なのか」は、簡単には説明できないんだと思う。そもそもGoogle社員でも、どういうビジネスモデルで、どう儲かるのか論理付けして各種サービスを開発しているのか疑わしいと思っているんだが。 しかし「だから、それはWEB2.0だからだよ」じゃハナシが進まないので、今の時点での私の考えをまとめておこうと思う。 それはすなわち、Googleは広告代理店ではなく、顧客データリスト販売会社であるという視点だ。 たとえば佐々木氏のグーグル本「既存のビジネスを破壊する」に出てくる、羽田空港近くの駐車場を例に出す。駐車場管理人は、アドセンスやオーバチュアーに「羽田 駐車場」「羽田空港 民間駐車