2014年、オランウータンの「ブージン」はインドネシア・ボルネオ島にある民家の軒先に鎖でつながれているところを発見されました。 そのときの様子から「世界で最も哀しいオランウータン」として報道されました。 ブージンのそんな状態を見かねた人から国際動物保護団体へ通報があり、救助されることになったのです。 救助されたとき、ブージンは栄養失調をわずらっており、毛が抜け、背中には切り傷を負っていたと言われています。 (救出されるブージン) 【新しい生活を始めたブージン】 この国際動物保護団体「インターナショナル・アニマル・レスキュー」では、ボルネオ島にオランウータンが安全に暮らせる保護区を運営しています。 最近発表になった報道では、ブージンは現在ここで平和に暮らしているようです。 団体の担当者はこう語っています。 「ありがたいことに、ブージンは惨めで絶望的な生活から離れることができました。 いま彼は
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