2021年1月23日のブックマーク (1件)

  • 校閲記者が気になった明鏡3版の“変化”

    校閲の大ベテランが新しく出た3版を手に取って真っ先に見たのは「募金」の項目。そして、大きなため息――。「誤用」に厳しいといわれる明鏡 国語辞典ですが、すべてそうとは限りません。今回そこに加えられた微妙な改訂など、校閲者が気になった変化を挙げてみました。 10年ぶりに改訂され、2020年12月に発売された明鏡国語辞典。前の版と比較して校閲者が気になったポイントをまとめました。 (名を特記していない画像は明鏡国語辞典。黄色い強調は引用者) 「募金」に寄付の意味を明記 校閲の大ベテランが3版を手に取って真っ先に見たのは「募金」の項目でした。そして、大きなため息をついたのです。 多くの辞書は「寄付金などを広く一般から集めること」(新明解国語辞典8版)のように、読んで字のごとく「お金を募る」意味を基としています。 ところが、明鏡は「金を寄付すること」という逆の意味を普通に❷で載せています。もちろん

    校閲記者が気になった明鏡3版の“変化”
    Rouble
    Rouble 2021/01/23
    「募金」については「課金」もそうだし、払う/払われるの関係が曖昧になって、「募金を募る」「課金を課す」のように馬から落馬表現が使われるようになる傾向があるのだろうか。