――『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花(以下、上伊那ぼたん)』のアニメ化の経緯から聞きたいのですが、村上さんと藤田さんが携わっていた『ヤマノススメ』シリーズでは、原作者の塀先生が原画を担当していましたね。 村上 『ヤマノススメ サードシーズン』を制作していた当時、参加していた松尾(祐輔)さんや古橋(聡)さん、嶋田(和晃)さんに塀先生が連載していた『月のテネメント』を勧められたんです。塀先生は松尾さんたちと交流もあったようでしたし、アニメ制作にもご興味を持たれていた。それならば……と松尾さんが総作画監督、古橋さんが作画監督の第12話で第二原画をお願いしたことが最初の出会いでした。 藤田 僕の制作進行担当回ですね。当時は「なんでマンガ家の方にお願いするんだろう?」 と驚いたのですが、上がりを見ると素晴らしくて。続編となる『ヤマノススメ Next Summit(以下、Next Summit)』で

