少し前に、全国大学生活協同組合連合会「学生生活実態調査」が発表され、「書籍代の平均が初めて月1000円を切った。本離れしている!」とマスコミやソーシャルメディアを中心に話題になった。そういう単純な話じゃないんじゃないかなあ、と思ったので長期のデータを調べてみたが、なかなか示唆深い、意外なことが見えてきた。 確かに本を読まない大学生は増えてはいるが…ひとまずさかのぼれるだけさかのぼって、大学生の不読率(全然本を読まない人の割合)と平均読書時間のグラフを作ってみた。 なお、抜けがある年代はそもそも調査が行われていないか、あるいは公表された調査結果には数字が出てきていない。 また、1997年までは設問項目が「ほとんど読まない」のものを、それ以降は「0分」を「不読者」とカウントしている(さらに言うと、97年までと2004年以降で設問での読書時間の分数の刻み方が変わっている)。 グラフを見ると、19

