みなさんは、「日本語は漢字があるから難しい」という話を聞いたことがありませんか? 日本生まれで日本育ちの人にとって”漢字・カタカナ・ひらがな”の使い分けは簡単ですが、他の国の人が学ぶときなどは苦労する様子。 しかし実は、そんなことありません。 60~70%がひらがなで、30~40%が漢字で構成されている”漢字かな交じり文”は、世界で一番読みとりやすい文章だと言われているのです! そこで今回は、漢字がひらがなより簡単な理由について、『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』の著者の立石美津子が少しお話ししたいと思います。 ■漢字だとイメージできるから簡単 ほとんどの絵本がひらがなばかりで書かれていますね。でも、ひらがなばかりの絵本は、大人が読んでも読みづらく、意味もたいへん理解しにくいです。 それで大人が読み聞かせするときは、意味のある言葉の漢字に置き換えている人も多いのでは? 人
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