ダイバーシティというもののそれ感やこれ感をフィクションのシーンから切り取る話のつづき。 「境界線上のホライゾン」のアニメ第1話が好きで、クラスメイトたちがわちゃわちゃと街を駆け巡っているところが、はー、ダイバーシティ。表層はバラバラなのに、それらがなんのこともなく調和しているっていう不自然な安定感の自然さが、自分のダイバーシティの想像輪郭になる。 この作品の「表示枠」がユーザーインタフェースの1つの形態として好きで、これって単なるディスプレイみたいなマン・マシンのインタフェースのようである一方で、物と空間とのインタフェースや、エネルギーと力とのインタフェースにもなりうる。そうなるとこのインタフェースがむしろ現象の本体であるように見えてくるところがおもしろいです。たとえば表示枠によって魔術のエンドポイントが可視化されることで、表示枠そのものが魔力の源泉のようにみえてきます。表示枠によって現象