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  • 『たまこまーけっと』 リアリティとファンタジーの同居 - あしもとに水色宇宙

    『たまこまーけっと』第3話「クールなあの子にあっちっち」までを観て。 第3話で、山田尚子監督がコンテに参加しなくなると第1話・第2話の少女+可愛らしさが急に鳴りを潜めるのが面白かった。ここまで雰囲気ががらっと変わるものなのか。山田尚子監督の独特の少女感って、他の演出家にはうまく真似できないってのが興味深い。 小川太一さんのコンテ・演出が良かった。『中二病でも恋がしたい!』第11話で印象的だった横構図のフルショット・ロングショットが目を引く。別に頻度はそこまで多くないし、他の演出家だってやっていることなのに(第1話・第2話で山田尚子監督もそれなりの頻度で使用している)、小川太一さんの横構図はやけに印象的だ。平面的というか、水平的というか、なんいうか。小川太一さんの横構図には、柵や窓・門の格子などが前景・後景に配置されることによって、横構図をより水平的に見せている感じがする。と云っても、小川太

    『たまこまーけっと』 リアリティとファンタジーの同居 - あしもとに水色宇宙
    Rouble
    Rouble 2013/01/25
  • 『たまこまーけっと』と山田尚子監督らしさ - あしもとに水色宇宙

    『MUNTO』に続く、自社オリジナル作品である『たまこまーけっと』。 第1話「あの娘はかわいいもち屋の娘」は、山田尚子監督らしさが満載の回だった。 『可愛らしさ』が全編に渡って溢れている。それは『けいおん!』のときよりも、積極的に描かれており、『けいおん!』よりも女子っぽさがアップした感じだ。冒頭の北白川たまこと常盤みどりと牧野かんなの下校シーン。光が当たった地面を飛び越えようとする彼女たちの所作。一人一人のジャンプをする時の手の動きや姿勢や着地など、肌理細やかに作られている。牧野かんなが影の手前で着地してしまう描写も良い。ここでは、『けいおん!!』的芝居(一期ではなく二期の方)が採用されている。『けいおん!!』的芝居っていうのは、僕が勝手に使っている造語なのですが、以前の記事で書いたように、登場人物の可愛らしさを最大限に表現するために、記号的な芝居ではなく人物の所作を最大限リアルに近づけ

    『たまこまーけっと』と山田尚子監督らしさ - あしもとに水色宇宙
    Rouble
    Rouble 2013/01/14
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