三ツ野陽介/革命は続いているか 「さてと、いったい何に乾杯しようか?」 2003年5月10日。映画『LEFT ALONE』を見終わったばかりのぼくたちは、試写会のあったアテネ・フランセ近くの居酒屋の座敷でビールを持ったまま、しばし沈黙した。 「それじゃあ、」とニタニタしながらぼくは口を開く。「68年革命に乾杯!!」 すると、その場に居合わせた、二十代を中心とした仲間たちは一様に笑った。そのシニカルな笑いは、さっきまで見ていた「68年」の革命性について考察するといういささか大仰な映画に対して向けられたものというよりも、そんな映画に三時間も付き合った挙げ句、「結構面白い映画だった」なんてすました顔で語り合っている自分達に向けられた自嘲だったのかもしれない。革命に乾杯ねえ…。しかし俺たちは、こんなところでいったい何をやっているんだ?! というわけで、この拙文で書きたいのは、「あまりに革命的」なも
みつの です。大学院で勉強してきた哲学に関する動画を作るつもりで始めましたが、YouTubeがきっかけで始めた趣味のカメラについての動画が多くなっています。今のところ。◆YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCXo7gdGH6a4nSOX04BcpOBA◆ツイッ...
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 山崎+串田『悪魔と裏切者』ちくま学芸文庫を読む。ルソーとヒュームの論争、というか喧嘩の往復書簡を解説とともに収録したもの。常識的にはヒュームが絶対正しく、ルソーが被害妄想気味のやばいやつ。にもかかわらず、ルソーの爆発がなんとなくわかる気がするのがおもしろいところ。 2015-05-15 10:28:07 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma ヒュームとルソーはほぼ同い年。ヒュームはイギリスで成功している。温和な性格で有名。社交性もある。ルソーは有名だが迫害されている。変わったやつで有名。そんなときヒュームはルソーを助けてやると言い、イギリスに連れて行く。そこで些細なきっかけから喧嘩する。 2015-05-15 10:30:27 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma その喧嘩。だれがどう見てもルソーのほうが言いがかりな
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