気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 6月17日、菅直人総理は7月の参院選を控え、民主党の新マニフェスト(政権公約)を発表しました。この「マニフェスト」、選挙も選挙なのですが、もう2つの意味を強く感じます。第1は昨年の衆院選時の「マニフェスト」の現実路線への修正という内政面の効果、そしてもう1つは財政再建や成長戦略について堅実な内容を過不足なく内外にアピールすることで「普通の期待感」健康な相場を喚起して、マネーの日本への再流入も刺激する「グローバル情報」の手堅い発信にもなっている点です。 報道では「菅カラー前面に」などと個人名に引きつけたものも見ましたが、首相の指導が強いとしても、菅さんのカラーなどというより、今、冷静に内政外交を考えた時、現実的にこういう手筋だな、と納得のいくマ