1日の朝日新聞夕刊「週刊コミックジャック」では ローゼン麻生・総理大臣の誕生記念ということで 「ローゼンメイデン」を取り上げていました。 評者は藤本由香里氏。 “ローゼン閣下”こと、麻生太郎首相の誕生を記念して、今週は、その名の由来になった『Rozen Maiden』を。元版は幻冬舎から出ていたが、第2部の連載が「ヤングジャンプ」で始まったことから現在、集英社から新装版が刊行中。 物語は、引きこもりで登校拒否の男の子・ジュンのもとに、不思議な通販商品が届くところから始まる。薔薇の刻印をされたかばんの中には、美しいアンティークドールが1体。付いていたゼンマイでネジを巻くと、人形は動き出し、話し、命令するようになる。これこそが7体あるという伝説の人形「薔薇乙女」(ローゼンメイデン)の第5ドール・真紅。いっせいに目覚めた7体の人形たちは互いに闘い、勝ち残った1体だけが、父である人形師の夢見た「究