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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (1)

  • アニメ映画で日本を考える夏

    対談相手=浜野保樹(東京大学大学院教授) 司会・構成=谷口智彦(明治大学国際日学部客員教授) ――細田守監督の前作「時をかける少女」(2006年)は、舞台が東京。夏休み前、眩しくも青い空に入道雲がぐんぐんと伸び、セミの鳴き声がやまない、いつもの暑い1日を、少女はどうしても失いたくない。手に入れた時間遡行の能力を使い尽くしてでも、そのかけがえのない1日を大切に、何度でも生き直したいと願う。 なぜだろう――。ただふざけ合っているだけだったはずの男の子が漕ぐ自転車の、後ろの荷台の上。都会を流れる川の、土手を走っている。1日がまたもや終わろうとして、空は一面の茜色に変わった。自転車の2人の、横顔も染めあげる。 その時だ、少女ははっきりと、自分をとらえてはなさないものの正体に気づく。過ぎてしまう1日とその記憶、忘れてしまうに違いない景色と、感情。それをどうして、こんなにも愛おしく思ってしまうのか。

    アニメ映画で日本を考える夏
    Run2
    Run2 2009/06/25
    結婚はゴールインじゃない、か…
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