<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> テレビ朝日で新型コロナウイルス感染者が相次いでいる。 【写真】さすがテレ東…緊急事態宣言の発表を受けて報道特番に切り替えるも、「ありえへん」に戻る 放送担当の私が最後に同局を訪れたのは、先月31日の定例社長会見。志村けんさんが新型コロナによる肺炎で亡くなった翌々日で、会見場に入る前には手のアルコール消毒、マスク着用が義務付けられていた。座席も通常の2人掛けから1人掛けに変更されるなど配慮はされていたが、幹部社員が会場後方に密集するように座る光景は、いつもと変わらなかった。 一方、テレビ東京の危機意識は2月から高かった。同27日の定例社長会見から座席の間隔は通常以上。いつもであれば会場の壁際にずらりと並ぶ社員たちは出席を控え、役員らの出席も3人に絞られていた。翌3月26日の会見では厳重さを増し、座席間隔がさらに広がった上、密閉を懸念した小孫茂社長