今では誰もが知る 3D プリンター。ここ数年で低価格化も進み、熱溶解積層方式(FDM)*1だけでなく光造形方式*2のものですら5万円を切る時代に突入している。 日々目に入る 3D プリントの広告や事例というのは、超すごい形状のデザインで役に立ちました〜的な話か、飾る以上の使い方のないオブジェか、例の船のどれかであることが多い(個人の感想です)。どれも一般人たる我々とは縁遠いし、そのような事例だけ見た上で「3D プリンターは便利!」と言われても「そうですね、私はいらないけど」となってしまう。 私の認識もそれとあまり変わらなかったが、今年の夏に買った 3D プリンターは思いもしなかったところをエレガントに解決していき、その強力さを大いに発揮した。私は 3D プリンターのとりこになってしまった。この記事では、この半年で 3D プリンターが解決した課題や私の 3D CAD の学び方について紹介する