ウルグアイは、人口約300万人ほどの南米で2番目に小さな国。2009年に就任した第40代大統領ホセ・ムヒカ氏(現職)は、現在78歳。国民にエル・ペペという愛称で親しまれているおじいちゃんです。 そんな彼は、「世界で最も貧しい大統領」として有名です。いくら小さいとはいえ一国の大統領、いったいどんな暮らしぶりなんでしょう? 彼の日常生活をとらえた写真と共にご紹介いたします。 ムヒカ大統領の月給はおよそ12500米ドル(約123万円)。ところが、彼はほとんどを寄付し、10分の1程度の給料で暮らしています。しかも立派な大統領公邸ではなく郊外の小さな家に住み、個人資産はフォルクス・ワーゲン1台だけ。 何が彼をそうさせているのでしょう。実はウルグアイには、他の南米の国々と同様、紆余曲折の歴史があります。スペインの植民地時代、ブラジルの占領、独立戦争、その後の平和な福祉国家時代、不況による混乱、軍事政権
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