朝、送迎車が到着すると、入口近くにあるホワイトボードの前に人だかりができる。 今日は何をしようか、メニューの書かれたマグネットカードの中から好きなものを選び、今日一日の自分のまっさらな予定表に貼っていく。 その活気に目を疑いたくなるが、実はここ、リハビリ中心のデイサービスなのだ。みんなで体操したり歌を歌ったりという方式とは異なる、自己選択・自己決定方式が、「夢のみずうみ村」の常識だ。 気分次第もOKの自己選択プログラム メニューには、料理教室や木工、陶芸、カラオケ、入浴などのほか、パソコン、ポパイ、あんま、足美人、ぼーっとする、カジノ、パンづくり、紙すき、気分次第など、「これ何?」と、興味をそそられるものも多い。 なんでもありのメニューに見えるが、ICF(国際生活機能分類)の35項目に当てはまるようになっている。(以下写真はすべて夢のみずうみ村浦安デイサービスセンターにて著者が撮影) たと