これから本当に使えるライティングを、各方面で活躍中の講師陣から学べる「明日のライターゼミ」、2期の募集に際して講師の一人である田中泰延さんに、そこんとこインタビューしました。 「書く」という仕事について
![「言葉と貨幣は似ている」と田中泰延は言う。 | 西島知宏 | 街角のクリエイティブ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/398a1261809f163785999755f4254e90d970745b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.machikado-creative.jp%2Fwordpress%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F03%2FP2230185rsz.jpg)
9ヶ月たった。人から「なぜ電通を辞めたのですか」と、ひっきりなしに訊かれる理由がだんだんわかってきた。 私が、なにもしていないからだ。 違う会社に再就職したり、自分で会社を始めたりしていれば、「ああ、それがやりたかったのですね」と説明しなくてもわかってもらえる。 ところが私ときたら、無職だ。私と名刺交換した人なら知っているが、ほんとうに【青年失業家 田中泰延】と書いてある。「どうやらこのオッサン、将来のことを考えてないぶりは本気だ」と相手が理解したあたりから、しぜんと疑念は 「電通はあなたにとってそんなに嫌なところだったのですか?」 に移行する。 きょうはちょっとマジにその辺りの話をしたい。しかし断っておくが、私は古巣のことを悪く言うつもりはサラサラない。逆に、大きな、悲しい事件があり、いろいろな社会的制裁を受け、変革を余儀なくされている電通という会社をことさらに擁護する立場にもない。 そ
さて。青年失業家としての活動も2ヶ月を過ぎた。 だが、「さて」と言われても困ると思う。なにからの「さて」なのだ。 「さて」は困る。私が一番困った「さて」は、会社の今村さんという先輩から届いた年賀状の中にあった。そこにはこう書かれていた。 謹賀新年 さて、お尋ねのおすすめキャバクラの件だが、ミナミの「クラブ キャンテーヌ」のレミちゃんと堺東の「レ・マージュ」の真波ちゃんで間違いない。二人は田中の期待に応えてくれる容姿の逸材である。まず「クラブ キャンテーヌ」について述べよう、レミちゃんだが、同伴出勤の際は必ず鉄板焼きを・・・ なにが「さて」だ。そんなこと尋ねてない。おすすめもいらない。 誰が要望したというのか。鉄板焼きの代金も払いたくない。だいたいなにが謹賀新年だ。そもそも年賀状というのは黒いボールペンでぎっしり文字を書く様式だったか。郵便局の人にも、配達のアルバイトの人にも、これを郵便受け
クソすごい。 映画「神々のたそがれ」 ふだん広告代理店でテレビCMのプランナーやコピーライターをしている僕が、映画や音楽、本などのエンタテインメントを紹介していくという田中泰延のエンタメ新党。 僕が会員である東京コピーライターズクラブに今週はリレーコラムを書いていまして、そちらでもこの連載の話をさせてもらいました。 TCCリレーコラム かならず自腹で払い、いいたいことを言う、をこの連載のルールにしているのですが、ある人にツイッターで 「“思う存分ネタをバラす” “ボケたいだけボケ倒す”と同義だと気がついた」と鋭い指摘を受けました。その通りです。 相変わらずストーリーも謎もオチも全部いってしまう姿勢を貫いていますので、「田中泰延のネタバレ新党」に改名しろというご意見ごもっともでございます。 そして迎えた連載第6回、今回はだいじょうぶです。安心してください。ネタバレもなにもありません。なぜなら
こんにちは。この前ある駅の改札を出たところでちょうどラクロス部の大移動に巻き込まれ、ラクロスの棒みたいなやつを3回くらい足にぶつけられて痣になってるはるのんです。痛い。4次面接で落とされるより痛い。 さて。今回はOB訪問ではない、新たな境地に足を踏み入れたいと思います。ネタがなくなってきてるんだろとか核心に触れないでくださいね。どうしてもOB訪問以外に書きたいことがあったのです。ほんとうです。 バブルをどうしても感じてみたかったから、プリンセスプリンセスのダイアモンド(低音質)を聴きながら、六本木交差点渡ってみた。やっぱりバブルはわからなかった。 https://t.co/tXfC2uabLs — はるのん (@miiiiiignon) 21 Mars 2015 ある日外資金融マンにOB訪問をした際、私はあることを尋ねました。 『これから日本がバブルになることってあるんですか?』 すると彼
看板やバッチで勝負するな。 映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」 連載5回目になりました。ふだん広告代理店でテレビCMのプランナーやポスターのコピーライターをしている僕が、映画や音楽、本などのエンタテインメントを紹介していくという田中泰延のエンタメ新党。かならず自腹で払い、いいたいことを言う、をテーマに続けること5回目ですが、あいかわらずひどいタイトルのままです。 エンタメ新党。エンタメ新党。いま2回声に出して読んで泣きそうになりました。 そもそも普通の善良な会社員である僕が、なぜこのようなひどいタイトルのコラムを書くことになったのでしょうか。それは、BASEというクリエイティブ会社を主宰する西島知宏さんに声をかけられたところから始まりました。西島さんは一連の「読んでみた」シリーズで大変有名なライターであり、この『街角のクリエイティブ』というサイトの編集長です。 JK
となりのトトロが観たくなる。 映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 連載第3回となりました、田中泰延のエンタメ新党。 ふだん広告代理店でテレビCMのプランナー・コピーライターをしている僕が、映画や音楽、本などのエンタテインメントを紹介していくというこの連載、編集部がつけたひどいタイトルにもだんだん慣れてきました。もうどうにでもしてくれ。 連載も3回目となりましたが、ここまで読んでくださった皆様から「ネタバレを通り越した、ほとんど一本観たような文章で、ひどい」という賛辞をたくさん頂戴しました。ありがとうございます。 尊敬する映画解説者に、大阪を中心に活躍するラジオパーソナリティの浜村淳さんがいます。 浜村さんは、ご自身のラジオ番組「ありがとう浜村淳です」の毎週土曜の映画紹介コーナーで、ミステリー映画だろうがサスペンス映画だろうが絶対に犯人もトリックも結末も全部言ってしまうという壮絶な解
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