先日から、 「はれのひ」の夜逃げと着物業界の敗因は密接につながっている というエントリーを書き、「成人式は晴着必須!」という固定観念を取り払ってもっと柔軟に考えたほうがいいよと呟きましたら、「成人式は断固として晴着派」より罵倒の嵐を頂き、1人1人丁寧に百本組み手を行ったのですが、どうにもこうにも話がかみ合わず、本日まとめてブログにしたいと思います。 1 成人式は日本の伝統 それは完全に洗脳されています。成人式が本格的に始まったのは昭和30年代で、派手な和装は普段は地味な生活の農村女子から始まり、農家は大変だったようだ。しかし派手な和服が成人式の標準になるとお金の無い家庭の子は成人式に出られない。よって多くの自治体では成人式での派手な格好を禁止していました。バブルの時にそれが解禁された模様ですが、女子が全員振袖などはごく最近になってからです。少子化で1人にかけられるお金が増えたからだと思いま