31日午前9時5分頃、JR広島駅の新幹線ホームで、名古屋発博多行き「のぞみ59号」(16両)の8号車に乗っていた男性客が、発車直後、ドアをこじ開けてホーム上に降車したため、異常に気付いた運転士が急停止させた。 ドアを点検し、まもなく運転を再開したが、約100メートル進んだ地点で7号車の別の男性客がドアをこじ開けようとしたため、再び停止させた。2度の停車でこの新幹線は20分遅れ、乗客1100人に影響した。 JR西日本によると、1件目は駅員が降車した20〜30歳代の男性客を見つけたが雑踏で見失い、2件目は防犯カメラにドアを開けようとする男性客が写っていたが特定できなかったという。間違って乗車したか降りそびれたため、急いで降車しようとしたのではないかとみている。