25年前にRichard P. Gabriel氏の提唱した“Worse is Better(悪い方がよい)”のコンセプトに従うならば,機能が少ない方がよい製品を生み出せる,ということになる。我々は“Worse is Better”のコンセプトから,アジャイル/リーンによる開発とアーキテクチャを学ぶことができる,とKevlin Henney,Frank Buschmann両氏は言う。 両氏はOOP 2015 conferenceで,“Worse Is Better, for Better or for Worse (よくも悪くも,悪い方がよい)”と題した講演を行う予定だ。講演で両氏は,反復型開発を考える上で,製品あるいはアーキテクチャを中心とした手法を探り,ソフトウェア開発の成功における品質管理,スコープ管理の有用性について議論する。InfoQではOOP 2015の様子について,ライトアップ