2019年の台風19号で収蔵する美術品などに大きな被害が出た川崎市の市民ミュージアム(中原区)について、今後のあり方を専門家に検討してもらう市の諮問会議の初会合が28日、川崎区内であった。浸水した現在の建物を修復して使うことはほぼ不可能であることが市側から報告された。市は諮問会議の結論を踏まえ、21年度内に移転や建て替えなどの方針をまとめる。 台風19号では、増水した多摩川に雨水が流れなくなり、ミュージアム周辺に水がたまった。この水が地下の収蔵庫に流れ込み、収蔵品約22万9000点が被害に遭ったほか、電気設備なども使えなくなった。 この日の会議で市側が報告したのは19年度に実施した鉄筋3階建て建物の劣化調査の結果。それによると、建物は築30年以上で、コンクリートや鉄筋の一部の腐食が確認された。さらに多摩川の洪水が発生した場合、周辺は2階が水没する最大10メートルの浸水が想定されている。 こ
昨年十月の台風19号で川崎市市民ミュージアム(同市中原区)の地下収蔵庫が浸水した問題で、市は被災した収蔵品名に関する本紙の情報公開請求に対して「個人情報保護」を理由に「黒塗り」で応じ、明らかにしなかった。同館に作品を寄贈した作家からは「作品、作家名から関心を持ち支援してくれる人も増える。一刻も早い修復へ、作品名を明らかにするべきだ」との声が上がった。 (大平樹) 市は一月二十八日、収蔵品の搬出状況が、総数約二十二万九千点のうち三分の一にとどまっていることを発表。ふやけた映画フィルムなど修復困難な収蔵品もあることは公表したが、個別の作品名は寄贈者や作者の理解を得られていないとして明かさなかった。 本紙は市役所で同日に開かれた、同館の被害状況に関する庁内会議資料を市に公開請求。十二日、「被災収蔵品に係る修復等の判断基準について(案)」と題したA4判の資料などが公開されたが、ほぼ全面的にマスキン
壁一面が突然動きだす…ドイツ、ハンブルクの美術館(動画) 美術館の壁が突如として動きだす…。 建物そのものがアートの場となったのは、ドイツ、ハンブルク市立美術館(Hamburger Kunsthalle)。 非現実的なこの光景は、建物の壁にプロジェクターを投影して実現したそうです。 壁がゆれたり壊れたりと、クールな表現に思わず見とれてしまう映像をご覧ください。 「555 KUBIK」と題されたこの映像は、もし建物が夢を見たら?と言うテーマだとのことです。 この映像と演出が見れただけでも、美術館に来て良かったと思うのではないでしょうか。 ハンブルク市立美術館はピカソやルノワールの名画などを所蔵するドイツでも有数の美術館ですが、こう言った演出はぜひ他でもやって欲しいですね。 美術館に関しては、以下のブログで詳しく説明されていました。 永遠の旅人 美を巡る彷徨 | ハンブルク市立美術館 名画で読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く