映画の配給や出版、映画館やレストランの経営などを行う「アップリンク」の元従業員5人が、代表の浅井隆氏(65)からハラスメントを受けたとして16日、東京地裁に同氏と同社に対して損害賠償などを請求する訴訟を起こしたことを明らかにした。請求額は、4人が1人165万円(弁護士費用15万円含む)、1人が100万円。 元従業員らは16日、都内で会見を開いた。その中で、浅井氏から <1>「精神疾患者を雇った俺がおかしかった」など、人格否定的な発言を日常的に言われた <2>利用客や自社、他社の従業員の前での叱責 <3>浅井氏が落としたゴミや飲食物を、同氏が拾うことが出来るにもかかわらず、従業員に拾わせる <4>サービス残業を当然視した言動 などがあったと主張した。 原告の清水正誉さん(34)は「1番、申し上げたいのは日常的なハラスメント。自覚していただき、向き合った上での謝罪。それでも、なおアップリンクが