旅行で撮ってきた写真を見ながら「この写真よく撮れているな−!」と言ったりします。商品写真の場合「よく撮れている」とはどうゆうことなのでしょうか?「よく撮れている」ことの基準は、商品の種類・クライアントの要求等で様々です。単に商品の形状が判ればよい場合もあれば、色・質感等もしっかり表現されていなければならない場合もあります。さらには、食品・料理のようにそのおいしさまで写っていなければならない事もあるでしょう。 ここでは「よく写っていない」例を見ながら商品の写真には最低限何が要求されるのかを考えてみたいと思います。 白1色・黒1色の商品は結構多いものです。ところが撮影が難しのも白と黒の商品です。人間の目はカメラに比べれば遥かに優れています。フィルムやCCDが感じることのできる明るさの範囲は人間の目に比べるとずいぶん狭く、このため白や黒の商品は目で見える様には写真に写ってくれないこともありす