去年1年間に自殺した人は2万3971人と、前の年より1400人以上減り、18年ぶりに2万5000人を下回ったことが分かりました。 都道府県別では、最も多かったのが東京都の2471人で前の年より165人減り、次いで神奈川県が1382人で40人の減少、埼玉県が1301人で77人の減少、愛知県が1300人で95人の減少などとなっています。一方、最も少なかったのは鳥取県の104人でした。 年齢の内訳を去年11月までの統計でみると、40代が全体の17%で最も多く、次いで50代が16.5%、60代が16.3%、70代が14.3%と中高年が多くなっています。 また原因・動機別では、健康問題が最も多く、次いで経済・生活問題、家庭問題などとなっています。 自殺者が18年ぶりに2万5000人を下回ったことについて、自殺対策に取り組むNPO法人「ライフリンク」の代表、清水康之さんは「自殺は社会の問題だとして、行