エジプト・カイロ(Cairo)のインターネットカフェで、海底ケーブルの損傷でインターネット回線に障害が発生する中、接続を試みる利用客(2008年1月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/AMRO MARAGHI 【7月9日 AFP】コンピューター大手各社が、インターネットの基礎にかかわる脆弱(ぜいじゃく)性の解消に乗り出している。ハッカーがこの脆弱性を利用して、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)を乗っ取る恐れもあるという。 この脆弱性を発見したのは、コンピューターセキュリティー会社「IOActive」の研究員ダン・カミンスキー(Dan Kaminsky)氏。約半年前、セキュリティーとは無関係のものを調べていた際、まったく偶然にその脆弱性を発見したという。 この脆弱性は、ドメインネームシステム(Domain Name System、DNS)に関するものだ。DNSはイ
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