使える英語力を学校教育の中で育成するために、現行の学習指導要領では「聞く」「読む」「話す」「書く」という英語の4技能をバランスよく指導するよう明記されている。 しかし、特に「話す」部分の指導に関しては、現状の限られたコマ数、教師1人に対して生徒が数十人という授業形態では、生徒が英語を話す機会は限られており、難しさもあるという。そうした課題を解決するために、ICTを活用した取り組みが出てきている。 北海道千歳市立勇舞中学校が開始したトライアル授業もそうした取り組みもの1つ。 同校では、中学校3年生を対象に、オンライン英語学習サービスを活用した英語のトライアル授業を実施している。 オンライン英語学習サービスを使い、生徒が遠隔地にいるネイティブスピーカーの英会話講師とコミュニケーションをとる中で、ヒアリングやスピーキングの力を育成することがこの授業の狙いだ。 オンライン英語学習サービスには、中学