1958年に軽自動車「スバル360」を販売し、高度成長期に自動車市場拡大に貢献した富士重工業が軽自動車の生産を29日で終えるのを前に、28日に群馬製作所本工場(群馬県太田市)で生産終了の式典を開いた。 式典には従業員やOBら約300人が参加。吉永泰之社長は「最後まで全国からたくさんの(軽自動車の)注文を頂いた。生産終了は寂しいが、次へのスタートだ」と述べた。 富士重工は軽自動車をこれまで約800万台生産してきたが、近年は販売台数が低迷。約半世紀の歴史に幕を下ろすことになった。(共同)
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