<< 前の記事 | トップページ | 2009年05月07日 (木)時論公論「議員世襲 制限は必要か」 (前説) ニュース解説、時論公論です。国会議員の世襲制限をめぐる議論が活発になって来ました。自民党では、推進派が選挙の公約にするよう求めて、来週、議員連盟を結成します。影山解説委員がお伝えします。 今晩は。「世襲は自民党の『死に至る病』だ」。これは、党内ルールで国会議員の世襲制限を決めた民主党の岡田元代表の言葉です。その自民党でも、世襲を制限すべきだという議論が出始めました。しかし、こちらは反対が強くてすんなりまとまりそうにありません。政治家の世襲をどう見るか。今夜はこの問題について考えて見たいと思います。 まず、世襲の現状です。定義が難しいのですが、「親か祖父母、おじ、おばのいずれかが国会議員だった」という定義で調べたNHKのデータによりますと、世襲議員の数は衆議院では132人、全体